2010年8月19日 (木)

『Boat Fishing』という雑誌に掲載されました!!

本日、「ボートフィッシング」誌9月号をいただきました。(*^_^*)

7月に伊豆半島の下田で開催された、カジキ釣り大会と第34弾が偶然にも重なり、会場に寄せていただいたのですが、その時の写真と記事が掲載されていました。

とても大きく取り上げていただきましてありがとうございました。

当日は、須磨はじめさま、そして、たくさんのスタッフの方にたいへんお世話になりました。

とても嬉しい思い出となりました。

ありがとうございました。

もしご興味のおありの方は、ミリオンエコー出版株式会社(広島082-242-2300)まで、お問い合わせ下さいね!!

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2010年8月 7日 (土)

第35弾…知床峠越え動画情報!!

今回の第35弾で、たいへんお世話になった花巻オヤジさんより、「知床峠挑戦の一部始終を撮影していただいた動画をUチューブにアップしました」と言う情報をいただきました。

私も昨日、初めて拝見させていただきまして、峠で待っていただいている間の皆さんの熱い思いまでしっかりと伝わってきて、動画を見ながらも涙が止まりませんでした。

本当に私は幸せ者です。m(__)m

今回の知床峠挑戦では、前夜祭から始まり、当日も峠越えまでの約2日間。そして、それ以前より北海道入りしていただいていた皆さんに、心より感謝いたします。

皆様本当にありがとうございました。(*^_^*)

旅風ツーリングガイド掲示板より。(4つの動画)
http://www.youtube.com/watch?v=2sUVx9N1hVg

http://www.youtube.com/watch?v=2QzqhnTPaa8

http://www.youtube.com/watch?v=Ktfg6Z4os_U

http://www.youtube.com/watch?v=nAfxQvtfS_c

旅風ツーリングガイド
http://www.tabikaze.net/

それから、ブログ左枠内に、旅風ツーリングガイド様のリンクを貼らせていただきます。
東北や、北海道の旅情報が満載ですよ!!(^^♪

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2010年8月 2日 (月)

第35弾10日目『到着点でのサプライズ』

第35弾最終日。今日も色々と目的と計画はあったが、朝起きて窓の外を見てすべての計画が白紙に…。
今日は走っている姿を見てみたいとのリクエストがあり昼過ぎまで走っている予定でしたが、雨が降っているし、雷も…。しかも午後からは雷に激しい雨という予報で、次回の準備の事を考えると小降りの今のうちに出て早いうちに目的地を目指すかと言うことで、楽しみにしておられた皆様申し訳ありませんでした。
今朝のコースは約40km。ゆっくりと考えていたので6:00起床。7:00から朝食をいただき7:30雨の中出発。
昨日テントや寝袋を干したばかりなので残念。
9:00頃には一旦やむも、その後は降ったりやんだり。途中「はまあづま駅」から国道を離れ海側を走ろうとするが、行き止まりだったり、砂利道だったりと道がつながらず結局国道に戻る。
それでも10:00には無事に苫小牧店に到着。びしょびしょになったVento号を拭いて錆び対策を施すと梱包完了に2時間を要し12:00完了。その間に札幌からわざわざ[『さっぽろ 浜〜ず』のお二人が駆けつけてくださり、そのすぐ後にこれまた札幌から『michiko』さんと小樽からこられたお連れの方と2人が駆けつけてくださり、さらには電車でmichikoさんのヘルパーさんも到着。と賑やかな終着点となったのでした。

せっかく今日の為に札幌から、小樽から出てきたのだからと言うことで、荷造りが終わると、さっぽろ 浜~ずさん行き付けの、海の駅へ。

苫小牧といえば、ホッキが有名と言うことでホッキを使った丼物や、カレー、ピラフなどを注文し、食事をしながら、旅の話などに盛り上がり、気が付くと15:00。

楽しい時間は、あっという間で私は、千歳に向かうということで、さっぽろ浜~ずさんの車で千歳空港まで送っていただき、michikoさんたちは、他に行く予定があるようだったので、この海の駅で解散。

michikoさんから絵のプレゼントもいただきました。(*^_^*)

とてもパワフルでエネルギッシュな、こぶたろうを描いてくださったのでした。

さっぽろ 浜~ずのお二人は、ご夫婦で車椅子マラソンに参加されている方で、マラソン用のレーサの話を興味深く聞かせていただきました。

なかなかハードそうだし、楽しそうだし、私の肩では、到底無理ですが、「へぇ~」を連発してしまいました。

今日の飛行機の時間は、20:15発の関空行きと言うことで、16:00前に千歳空港に到着したので、だいぶ余裕がありました。

千歳空港の中には、ラーメン道場と言う各ラーメン屋さんが軒を連ねる激戦区と化していましたが、私は、一番奥にあった、お店で北海道・・・ラーメンをいただきました。

美味しかったですよ。

飛行機の中では、少し寝て、22:20関空に到着。

いつものように、車椅子でJRまで手伝っていただき、なんと切符まで買ってくださり、駅ホームに消えていくまでずっと見送ってくださいました。とても親切な肩に対応していただいてとても好印象をもちました。ありがとうございました。

0:30無事に帰宅着。

この第35弾も無事に完走いたしました。

さすがに電車に乗った頃から、疲れと安心感で身体が一気に弱まっていくのが、わかるくらいの脱力と、両肩の激痛の中の帰宅となりました。何とか明日までにそれなりに快復してくれたらなと祈るばかりです。(笑)

それから今回知床峠挑戦に一緒に参加してくださったtakaさんが今日の到着地点まで、会社の会議の後すぐに駆けつけてくださったのですが、10分違いで会えず本当に残念でした。

まだ、北海道は、苫小牧から凾館までが残っているので、次回お会いできるのを楽しみにしております。(*^_^*)

本日の最終日、遠くから来ていただいた、さっぽろ 浜~ずさん、michikoさん、お連れさん本当にありがとうございました。

今回は、雨霧曇と言うことで、あまり北海道を走ったという思いがありませんが、初日、2日、そしてゴールでのイベントに、北海道を感じています。皆様ありがとうございました。

またいつもブログ等で応援くださっている皆様ありがとうございました。

無事に第35弾完走です。

本日の走行距離 38.32km

累計総走行距離 12563km

本日の実走行時間 2:25’18

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2010年7月31日 (土)

第35弾9日目

第35弾9日目
第35弾9日目
第35弾9日目
第35弾9日目
第35弾9日目
今日は淡々と進んだ1日でしたが出会いの多い1日でもありました。また、今回初めてではと言うくらいお天気も良く暑い1日となりました。
今朝は、6:00に目覚ましをセットしていたのですが4:00には目が覚めてとりあえず6:00までダラダラ。準備を済ませて6:50出発。朝からまずまずのお天気。今日はたくさんのチャリダーさんとも遭遇。中には海外の方も。(^O^)
写真に写っているチャリダーさんは京都の方で休学をして日本一周を始めたらしい。今日で50日目だとか。
彼はただ単に日本一周をしているのではなくママチャリで各地域の一番高い山を越ながら進んでいるという。山が好きなんだそうだ。
ママチャリでもビックリなのにあえて峠を選ぶ辺りが、私の心を踊らせる。彼もまた、彼ならではの日本一周を楽しんでいるようでこちらまで嬉しくなってくる。そしてパワーも分けてもらった。朝一からのお声かけありがとうございました。m(_ _)m
それから彼は私の事を知ってたようです。何でもライダーハウスで網走から苫小牧を目指すというような私の話がでたようでもしかしたら会えるかもと言われていたようです。
北海道のライダーハウスでも私の事を知ってくださっている方がいるということに感謝です。なんか嬉しいですね!!
そして次に会ったのがなんとモリゾーさん。(*^o^*)
7:30ころだったかな。前から見たようなライダーが…。しかし、通り過ぎてそのままガソリンスタンドへ。
しかし、また追い抜いて前方に止まっている。やはりモリゾーさんかと思いきや、やっぱりモリゾーさんでした。
日本一周を始めてからモリゾーさんが駆けつけてくださるのは2回目。前回はなんと第2弾の初日。相生ペーロン城。
去年も北海道にお互い上陸していたものの会えず今回はほぼ同じ道を辿ったという事で今日会うことが出来たのでした。
普段職場で見せるモリゾーさんとこうして旅人となっているモリゾーさんは全然別人で、やはり旅中のモリゾーさんはベテランライダーさんの一人と言うことでむっちゃカッコイい!!
特にバイクに乗った後ろ姿がね。
バイクの後部座敷には、自作の荷台に北海道4地区のホクレンの旗が綺麗に並べてあるので、バックからの眺めも美しい。
モリゾーさんとは普段なかなか会う機会がありませんが、3日の日にはまた兵庫県の職場で会い、今は遠く北海道で会っているというのがとても不思議な感じ。ひとまず別れて道の駅みついしで合流することに。モリゾーさんはコンビニへ買い出しの後到着。ここで朝ご飯をご馳走になりました。(*^o^*)
ご馳走様でした。
更にリクエストをして遊ぶことに…。(笑)
リクエストとは、私の憧れの仕草。追い抜きざまに親指を立てて頑張れというサイン。
自分も走っている中で後ろから来るライダーさんを待ち構えるわけにもいかず、でも写真に収めたく何度か追い抜いていただいたのである。(恥)f^_^;
お陰で、ようやくあの写真をゲット!!モリゾーさんご協力ありがとうございました。
その後モリゾーさんは札幌に向かい私は日高を目指します。そして新冠に到着。新冠と言えば馬。
この前ニュースでオグリキャップの事が出ていましたが、ここ新冠の道の駅にくればまさに馬一色。たくさんの有名な馬のエンブレムがずらりと!!
さらには記念館みたいなのもあって観光客もたくさん来ていました。
とりあえず休憩と日陰で休憩をしていると、私を探している方が…。
私が入るのを見られたのか、誰かが伝えたのかはわからないが、あちこちを探してくださった様子。その方は、この道の駅のJAの職員らしく、なんとライダーさん。この前の知床横断の情報もご存知で行く予定だったが仕事の関係で断念。とても残念に思っていただいていたようで、この道の駅にも立ち寄るであろうと言うことで、その時をまっていてくださったのでした。
あの知床挑戦…たくさんの方々が感心をもってくださっていたんだと改めて実感出来た出会いとなりました。
わざわざ探していただきましてありがとうございました。
m(_ _)m
その後も淡々と進み16:10富川の宿に到着。
いよいよ明日は最終日となります。
それから昨日書くのを忘れていたのですが、久々の出来事だったのでいちよ書いておきます。(笑)
昨日は特にディーゼルエンジンのトラックや車の排気ガスと、雨で荒れた海の潮の香りで久々に酔って気持ち悪くなりました。相変わらず私の酔いも健在です。(笑)(^o^;)

本日の走行距離 80.05km
累計総走行距離 12525km
本日の実走行時間 6:23′20

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2010年7月30日 (金)

第35弾8日目『襟裳岬』

第35弾8日目『襟裳岬』
第35弾8日目『襟裳岬』
第35弾8日目『襟裳岬』
第35弾8日目『襟裳岬』
第35弾8日目『襟裳岬』
今日は土砂降りを覚悟でしたが、ラッキー!('-^*)/
昨日広尾で宿泊した、『ホテルむらかみ』さんですがとても清潔で『おぉ〜』とうならせるワンポイントがありましたので取り上げてみました。
はじめに電話したときには、『うちは階段が多いので別のホテルを紹介しますね』とわざわざ電話番号まで教えてくださり「もしだめだったらうちに来ていただいたら…」とかなり好印象なオーナーさんだったのですが結局ホテルむらかみさんにお願いする事になり、ホテルに到着。着くなりなるほどと納得。玄関までは約10段ほどの急な階段がありこれは無理だなと思いつつもホテルに電話。するとオーナーさんが出て来て私が上まで運びますからと、わざわざ10段の階段を持ち上げてくださり玄関内にVento号を入れてくださったのでした。
そして案内された部屋を見てビックリ!基本的には洋室なのだがその脇に畳2畳ほどの和室があり2人でテーブルを囲んで話せるくらいのゆったり空間があったのでした。こんなモダンなお客さんの心を鷲掴みにするような気の利いたもてなしができるホテルは初めてだったのでその部屋に感動して嬉しくなったのでした。今朝も女将さんがVento号を階段の下まで降ろすののを手伝ってくださり楽しい出発となりました。
今朝は5:30起床。6:00から珍しくホテルで朝食。6:30出発となりました。今朝は曇りで雨は降っておらずラッキー!
走り出して2時間くらいは、なんと晴れ間まも出るという好条件の元出発。
一路襟裳岬を目指す。
襟裳岬までは、黄金道路と言われる30kmにも及ぶ黄金を敷き詰めるほどの金額が使われた道路(ツーリングマップル北海道版に書かれてました)を通るのだが改めてそのことを知った上で通るのと知らないで通るのとでは、重みが全く違う。しかもトンネルも多く最長のトンネルでは約3kmを越えるトンネルもある。普段トンネルは危険で厄介だが今日はラッキーなトンネル日和となった。
というのも走り出して2時間位は晴れたり曇ったりだったが最初の長いトンネルにさしかかった頃から雨が降り出し、カッパを着てすぐにトンネル入り。
あまり雨に濡れずに済む。
しかも3kmと長いトンネルの間にもずっと断崖伝いに隧道や覆道が続くため1時間位トンネルの中ということになるのだが今日は車がほとんどトンネル内を走っておらず私がトンネル内にいるときで長い3kmのトンネル中一度も車が走らなかったりと、珍しくラッキーなトンネル内。
しかもようやくトンネルを抜けると晴れているみたいな感じで雨にそんなに濡れず。(^_^)v
襟裳岬に向かう道道34号線に入っても曇り状態を維持。襟裳岬までは緩やかなアップダウンはあるものの案外楽に襟裳岬に到着。いつもの濃霧は相変わらず頻発していたので誘導灯は点けっぱなし。この辺りの濃霧はほんとに濃くて視界0。人がどうろを渡るなどしていたら確実に事故になるよなぁと思いつつ慎重に走った。
すると襟裳岬の手前で一台のバイクが止まっており「三脚の用意をして私が来るのを待っていましたと」とお声かけいただき一緒に記念撮影。聞けば、今回初めての北海道入りでたくさんのライダーやチャリダーに会う中でたくさんの感動を得て初めての北海道を満喫しているとのことだった。そんな中私を見かけ一緒に写真をと待ってくださっていたのでした。なんか初めての旅と聞くと私も懐かしく、色々な話に花が咲きました。(^O^)/待っていただきありがとうございました。私も嬉しい思い出となりました。(^-^)
そして10:30いよいよ襟裳岬に到着。あいにくの濃霧でしたがそれなりに満喫出来ると確信。まずは襟裳岬でも発行されている『襟裳岬到達証明書』を購入。ついでに私的には珍しく、ウニ丼なるものが食べたくなり時価と言う値段には驚きましたが1回位はいいかとウニ丼を美味しくていただきました。(*^o^*)
むちゃくちゃ美味しかったです。ご馳走様!!
いよいよ襟裳岬の灯台へ。ちゃんと車椅子でも行けるように舗装された道もあり襟裳岬の文字と一緒に記念撮影。居合わせたご家族にカメラを渡しパシャリと!その後その家族とも記念撮影。さすがに先端までの道には階段しかなかったので進めませんでしたが大満足です。その後もライダーさんに写真を撮っていただき楽しい会話が弾みました。そして一旦下まで戻って『風の館』なるものを見ようと進となんとそこからも灯台へ行けるようであった。ここでも家族4人でこられていた方にお声かけいただき、なんとお嬢さんから『おっとっと(お菓子)』と『種なし梅』の差し入れをいただきました。なんかそのお嬢さんの気持ちが嬉しくて(*^_^*)
ここでも皆さんと記念撮影。お声かけに差し入れまでありがとうございました。m(_ _)m
なんやかんやで11:45名残惜しいけど襟裳岬を後にする事に。
そうだ、襟裳岬と言えば森進一さんでしたよ。お土産屋さんではずっと襟裳岬が流れていました。(笑)
襟裳岬からの帰り(浦河へ向かう道)は来るときと違ってむちゃくちゃアップダウンが激しくていつもながらに西側と東側の正反対さを痛感。割とどこの半島も半分は楽で半分はきつい気がしているのは私だけでしょうか(笑)
それから今日は雷注意報も出ていていつものオレンジの旗の高さが気になり、途中から外して走りました。カーボンのようだから落ちないとは思いながらも、万が一が気になってね。国道336号線に入るとトンネルはあるもののさほどアップダウンもなく快適な走行が出来大体予想通りの距離と時間に本日の予定地である浦河に到着。この間は濃霧と曇り。宿まで後5分と言うところで思いっきり雷と雨が降り出すが、あまり濡れない間に16:15宿到着。その後も少し激しい雨と雷があったが今日は1日それなりに天気に恵まれた1日となりました。
昨日の予報では70%だったもんね。ずぶ濡れ覚悟だっただけにラッキーでした。
ちなみにVento号とバックパックはトンネル内の泥跳ねでドロドロに…。
交通安全の旗もね。(笑)

本日の走行距離 98.43km
累計総走行距離 12445km
本日の実走行時間 7:41′52

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2010年7月29日 (木)

第35弾7日目

第35弾7日目
第35弾7日目
第35弾7日目
第35弾7日目
第35弾7日目
昨日はお昼から早めの宿着でお昼寝出来るくらいのゆったりさだったのでしっかりと体を休めることができました。昨日の晩御飯は豚丼でした。宿は昼間はお食事処と言うことでとても美味しい豚丼でした。そして昨日は21:00に就寝とこれまでにない早寝でしたが一瞬で寝入ったみたいで朝まで爆睡でした。網走到着もバスでの仮眠から始まり昨日まで睡眠時間短かったから余計かな。今朝は5:40起床。オーナーさんが普段は起きていないこの時間に私に合わせて明日は早起きして準備手伝うね。と言ってくれた通り。6:00ジャストに部屋へ。まだ荷物整理中だったがそこから手伝ってくださったのでした。ちと恥ずかしい。(^o^;)
まだ雨は降っていないが、どんよりとした重たそうな雲に今日は降るなと確信。しかし…。
昨日も夕方から雨の予報だったし早めに切り上げたが、夕方もすこぶる天気の良さで日が暮れでも涼しい気候。今朝は曇っているも午後から雨だと言うことで早めの出発を心がけたが。朝からハプニング。(>_<)
6:15オーナーさんに見送っていただき漕ぎ始めると何かおかしい?
目の前の浦幌駅の写真を撮っていきますのでと進んで10m。パンクに気がつき写真どころか、駅前でパンク修理開始。右後輪のパンク。チューブを見るもパンクしている様子もなく空気を入れるとしっかりと保っている?
ここで、気がついた。
これまでの経験上あることを思い出した。バルブの根元。ちょっと動かしてみるとエア漏れ。
やはり的中!!
チューブは新しいものと交換となったがその分修理ははかどり6:30修理完了。駅の写真も撮ったし、いよいよ今日もスタート。
雨のことを考えると今日もどこまで走るか迷う。広尾までにするか襟裳岬の近くまで行くか。
要は今日頑張って明日の雨の走行を短くするか、今日は雨が降る前に切り上げて明日ずぶ濡れを覚悟で100km位を走るかなのだが…。
今日も今日とて走りながら色々シュミレーション。
今日の午後からの降水確率は40%。地元の人も今日は降るよ。と人に合う度に聞くし、明日の降水確率は70%と更に高い。
そこで考えた結果、今日も濡れて明日も濡れるのはきついなあ…と言うことで、今日も早めに切り上げて明日一日中ずぶ濡れを選択。
どちらにしても襟裳岬に着く頃は雨なら明日も景色は望めないと言うことで、明日はひたすら走ろうと決めたのでした。(笑)
しかし…。
午後になっても雨が降るどころか晴れ間が…。f^_^;
やられた…。と思いながらもまあいいかと言うことで広尾を選択。14:30に宿着となったわけです。
今日の道のりも相変わらず何の変化もない森の中。ここ二日三日あまり景色に変わりはなく、いつもの濃霧だけは健在である。地元の方に聞くと、普段は晴れて景色もいいが今年は特別霧が多いとのこと。晴れているときの景色と濃霧での景色。全く違う道東があるんだろうなあと思いつつ今日も走ったのでした。今日はスズメ蜂のアタックを受けまして…ちった一匹なのですが存在感抜群でって危ないですよね。ブーンの音も虻とは桁違いだし。(笑)
私の周りを旋回している(偵察)うちは我慢我慢とビビりながらも刺激しないように努めるも、徐々に私の腕の間を航空ショーのアクロバット飛行のようにすり抜けてみたりf^_^;
何度もね。
しかも慣れてくるとわざとぶつかってくるんですよ!(><;)
明らかに攻撃態勢に入ってますよね。むちゃくちゃ怖かったですけどようやく下りにさしかかりスピードが上がってくると付いてこれなくなったようで解放されたのでした。約1kmの攻防でした。私が反撃してたら大変な事になっていたかもと思うと昆虫とはいえやはり気が抜けません。熊以上に合う確率も高いし危ないかも。でもその原因はこれかなということがありました。道の道路公団かな?道路脇の雑草を特殊な芝刈り機を付けたトラックで約1mの幅でバッサバッサ無造作に切り倒していたので周りの虫もとても騒がしかったのです。カブト虫も今日はよく見かけましたけど…メスばかり。
もしかしたら、縄張りを荒らされたスズメ蜂の近くを走ったもんでとばっちりをうけたのかと。(笑)
昨日はシマ蛇かなあ約1m位の。道路の色と同化していたので発見が遅れて気付けば右足の30cm手前を横断中で危うく噛まれるか引いてしまうかのギリギリのタイミングで何とか噛まれず、引かずにすみました。2日前には真っ黒なこれまた1mくらいの蛇を見ました。どちらも生きた野生の蛇を見たのは初めてだったのでびっくりと感動で…でも蛇の進みは思ったより早いですね。勉強になりました。(笑)
それからokiさんに教えていただいていたホクレンのガソリンスタンドの旗ようやく4件目にして手に入れましたよ!!(*^_^*)
明日は雨だから明後日から旗を立てて走ろうと思います。
なんかね旗の数が増えてくると余計に一目を引くようでf^_^;
まあ、北海道だからいいかなと思いつつ今日もライダーの方々とのやりとりがとても嬉しいこぶたろうでした。

と言ってたら17:30頃から雨が…。今日の広尾は正解だったかな。o(^-^)o

本日の走行距離 77.67km
累計総走行距離 12346km
本日の実走行時間 6:42′10

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2010年7月28日 (水)

第35弾6日目『スイッチが入らず』

第35弾6日目『スイッチが入らず』
第35弾6日目『スイッチが入らず』
第35弾6日目『スイッチが入らず』
第35弾6日目『スイッチが入らず』
皆様たくさんの虻対策情報をありがとうございました。どれもとても有力な情報で本当にありがとうございました。
こうしてブログを通して一緒に旅していただいているお陰でいろんな事で助けていただいて、とても心強いです。m(_ _)m

さて今日は、体が休みを欲しているようで…。なんてわからないのにね。ストライキ…。いやいや。昨日の虻との一戦でのダメージが強いようで…。(笑)

今朝は5:30起床。といつものように1回目の目覚まし音で目がパッチリ開いたまではいつも通りしかし、体を起こそうと動いた瞬間両肩に激痛が!!『うぉ〜〜〜!!』と叫びながら、体を戻し、しばらく考える…。確実に両肩をいわしてしまっていることはわかった。(笑)

やっちまったな!
みたいな。

あまりの痛さに寝返りも打てず…。(笑)自分でも思いっきり笑う。
でよくよく考えて思い出してみると、やはり昨日の虻との一戦に尽きるな…と。
私の両肩は日本一周を始める前から常に壊れている状態なので、特に肩に負担のかかる登り坂では、些細な事がきっかけですぐに壊れてしまう。数センチ動かすだけでも激痛が伴うのである。(笑)

まあそんなことを言っていたら日本一周なんてできない体なわけで、痛みをシャットアウトして肩を騙しつつ走り続けている訳だが…。

昨日の一戦…というかアクシデントは仕方がないよなぁ。
いつもは両肩に余力を残して負担軽減を意識しながら走っているのだが、昨日はなりふり構わず両肩両腕をフル活用してしまったのだから…しかも激しいアップダウンを20kmも。(笑)

ともあれ明日からまた雨のようだし。今日は走りたいよなと言うことで、痛みを笑いに変えて準備開始。まあ動き出すとなんとかなるもので6:15出発。
雨のことを考えると宿に泊まりたいなあと思うと距離計算が難しい。浦幌まででは近すぎるし、幕別までは少し遠い。この間が無いと言うことで走りながらも3時間悩む。頑張れば115kmは走れなくもないが…。明日が雨でなければ悩まずすんだのだけど。(笑)

両肩の状態もチラホラ。まあすぐに治るものではないので最後まで両肩の激痛は持ち越しになるのだが。まあこれもいつもの事なので心配は御無用ですよ。(^O^)

ただ悩みながら走るとなかなかエンジンがかからないものでスイッチがONにならない。ということで今日は早めに切り上げるかと浦幌までにしたのでした。
13:30宿着。
ちょっと早過ぎと、つけば着いたで幕別まで行けば良かったと欲が出るのだけど。今日は休みましょうと言うことなのでしょうね。
お陰で、コメントのお返事をしながらウトウトと昼寝も出来たし、明日の雨走行に備えて充電中です。

本日の走行距離 70.87km
累計総走行距離 12269km
本日の実走行時間 6:00′30

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2010年7月27日 (火)

第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』

第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』
第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』
第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』
第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』
第35弾5日目『続…恐い(虫)…むちゃくちゃ疲れた』
今日はお天気良かったですよ。しかし、知床峠に続いてきついかもと思っていた今日のコース。霧多布から厚岸までの40kmと厚岸からの60km。昨日の事もあったので今朝は4:15起床。時間をたっぷり取って釧路を目指す事に。早朝にも関わらず宿のオーナーさんが準備を手伝ってくださり5:00宿を出発。何とか前半の厚岸までを10:30までに押さえることができれば、今日の行程は何とかなると思い出発です。最初の難関は琵琶瀬の壁のような上りだね。と聞いていたので気を引き締めて行くぞ!と登り始めたがたいしたことはなくクリア。でも晴れていても山を登ると霧なんですよね。せっかくの展望台からも何も見えず。その後も順調に進み、なんと8:30には厚岸に到着。思ったほどではなかった。厚岸に渡る厚岸大橋はとても立派な作りで街に入る道なんだと少し嬉しい。
昨日モリゾーさんからメールで「厚岸に入ったらぜひ駅前の浜のれんというお店でカキ丼食べてください」と聞いていたので行ってみたがやはり時間が早く開いていませんでした。残念。(;_;)
なので先に進むほど事に…。
昨日からシフトギアの調子が悪くほとんどチェンジ出来なくていたので少し修理。イマイチぎこちないので後は宿に入ってからにしようと言うことで。
国道44号線を一時間ばかり走り休憩後11:30いよいよ本日のメインイベントへ。
昨日より、今朝より厳しいよと前評判の高かった道道142号線。距離にして約40km。まあ時間に余裕があるので何とかなるだろうと思っていたら予想だにしないアクシデントで大きく急展開。まさかその手で来るとはと言うくらい予想外の出来事にヘトヘトのクタクタに(>_<)峠がきついとか暑いとか、熊とかなんて考えている余裕すらない前半の20kmを迎えたのでした。
それは、『虫』と言っても厄介な方で多分…虻?蜂?蝿?
わからない今だに…写真をアップするので良策を伝授ください。むちゃくちゃ頭いいんですよ彼らは。最悪。
前日までの2日間で全身に数えれるだけで28箇所も赤く腫れてとてもかゆいんです。それでも今日はようやく誰の仕業かを突き止めたまでは良かったのですが虻なのか蜂なのか人体に害は無いのかなどとても不安で。
あっ。話それた。
道道142号線にはいってはじめの坂を登り始めた頃から「ブーン」みたいな。きたな!と追い払ってみてみてもいたちごっこ。しばらくすると仲間を呼んだのか5匹位にと言ってる間に10匹にと言っている間に20匹にと言う具合に最大30匹位の大群が体のあちこちに止まり。顔の周りをブンブンうるさいくらいに飛び回りあまりの数の多さに恐怖がよぎり、昨日は霧で今日は晴れ。ようやく景色を楽しめるとルンルンだったのに。追い払うのを諦めて全速力で逃げることに…。しかし急坂の繰り返しである道道142号線逃げきれるわけもなく。危うく虫に気を取られ車と正面衝突しかけたりと危ない危ない。何でもないところでの事故を考えると案外こういう虫の仕業まあるかもねと思いました。
さっき彼らが賢いと言いましたが、まず仲間を呼んで左腕に気を逸らしておいて右腕を襲うとか。追いかけるのに疲れたら風が当たらない後ろのバックパックの見えにくいところに止まって休憩していたり。全速力で下りきるともう大丈夫だろうと思うのもつかの間。かなり早いんです。一匹にロックオンされると逃げられないようで、仲間が来るまではおとなしく追走。仲間が追いついたら攻撃開始みたいな。
さらには下りに入ると察知するや、Vento号にしがみついたりバックパックにしがみついて楽しながら追走みたいな。その間に電波更新してるんでしょうね。今ここみたいな。結局20kmに渡り常に30匹の虻に囲まれたまま急坂をアップダウン。坂がきついとかどうでも良くなりますね。ほんと恐かったですよ。おかげで力技で漕ぎ続けたので両腕はボロボロです。ほんとヘトヘトです。止まるわけにはいかないですからね。逆に火事場の馬鹿力って凄いなって。おかげで40kmを約4時間と言う自己ベスト更新となりました。多分普通ならあの急坂のアップダウンなら早くで6時間だったでしょうから早く着けたのは良かったですけど。虫除けなんかは効くのかなあ。
ほんと疲れました。
釧路ってね。私初めてですけど、独特な雰囲気がありますよね。私の第一印象はヨーロッパ。
釧路に入ってます目にはいるのが赤レンガ色の屋根の数々。駅前にもなるとカラフルな色の建物がいっぱいやし。独創的な雰囲気がありました。坂だらけやしなんかびっくりでした。いい意味でね。「へ〜凄いなって」思えるくらいに。
明日はもう少し釧路を見てみようかなと思います。16:00宿着。

本日の走行距離 102.32km
累計総走行距離 12198km
本日の実走行時間 8:49′22

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2010年7月26日 (月)

第35弾4日目『霧多布里』さん

霧多布岬の手前にある宿『霧多布里』さんの事を少しだけ。(笑)
ここは知床峠挑戦中に花巻オヤジさんに教えていただいたのですが、当日電話をすると大丈夫ですよ。と快く了承していただき向かったのですが、前にも車椅子の方を泊めたことがあるとのことでとても手際の良い対応をしていただいたのでした。泊めていただいた部屋は別館でとても使いやすく行き届いたお部屋でした。なぜ改めて霧多布里さんのことを書くがと言いますと、なんとここのオーナーさんはとてもユニークな方でご主人は武田鉄矢さんによく似ていて、奥さんは若かりしころの斉藤由貴さんに似ているのですが、特にご主人が味のある方で喋り方まで武田鉄矢さんそっくりなんですよ。しかも夕食は食堂でいただくのですが3人座りのカウンター席越しに寿司のれんを介してご主人がとれたての魚を使って寿司を握ってくれるのです。(*^o^*)
旬のネタをふんだんに使ってね。
その日の朝方には納沙布岬でさんまのお刺身をいただきましたが、ここではシャリの2倍の大きさのさんまのお寿司をはじめ色とりどりの魚貝を使ってちょうどお腹を満たしてくれる量をもてなしてくださるのです。その外にも自家製の豚と地元の昆布を使った煮物や汁物。自家製のおつけ物などなど。とことん自家製にこだわった食材が並ぶのですが、どれもほんとに美味しくて。(^O^)
更に食後の話にも花が咲くのですが、そのしゃべり方や、仕草まで武田鉄矢さんにそっくりなので、楽しくて楽しくて。ただ私は、睡魔におそわれていたので少し残念でしたが、私の他に2人の宿泊者もいたのでとても楽しい時間を過ごしたのでした。次の日は朝が早かったので朝食は抜きにしていたのですがどんな朝食だったのか興味津々で…。今度はゆっくりと時間を取ってもう一度訪れたいなと思いました!!皆さんも霧多布岬の辺りに行く予定がある時には一度泊まってみてはいかがですか。オススメでした!!
これで4日目の振り返りが終わりました。
スッキリ!!

長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m

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第35弾4日目『後編』

納沙布岬からの折り返しとなる南側は歯舞に入った辺りから海からの冷気と共に濃霧となり一瞬にして冷凍庫の中となったわけですが、大型トラック何台物昆布が引き揚げられ、皆さん家族総出の作業をされていました。寒く忙しい中お声かけありがとうございました。
このときふと思ったことが歯舞という地名。私は北方4島のうちの一つの島が歯舞だと思っていましたが、根室半島の一部という事なのですね。実際走ってみないとわからないものですね。
そして昨日は日本最東端の駅の話までしましたね。
今日は続きです。(^-^)
花咲から霧多布までの道のりですね。
根室半島が遊園地みたいに楽しかった分ここからは本当に恐い後半戦でした。恐いと言っても、己の恐怖心との戦いになるのですが、ここから先は、ある意味修行っぽい行程でしたね。集中力と精神力を高めて、内に秘める恐怖心を鍛えるみたいな。この道道142号線は花咲から約65kmのコースですが私が走った6時間で通った車は約30台となんとも寂しい道で、しかも濃霧で冷凍庫の続きでしょ。なおさら恐怖心をあおるわけですよ。
でもね花咲から落石までは、寒いだけで大丈夫でしたけど。それから花咲はね地元の方が花咲漁港は有名で…。と言う言葉に誘惑されて漁港の方まで降りていったんですけど、行き止まりで何もなく自分のイメージしていた市場などもなかったので外れたなと…。ただ場所がわからなかっただけかもね。(笑)
おかげで一番下まで急坂を降りたものだから142号線に戻るときも道は違えどしっかりと登りでした。

話を戻して…。

落石から先は山の方へ入っていく道なのでここからは登りと下りの繰り返しでいくつもの山を越えることになるのですがそのアップダウンを例えると根室半島のアップダウンが波のあるプールの波くらいだとすると。こちらは本物の海の10mを越える津波みたいな感じ。ようするに壁みたいな。いかに下りの勢いを登りに生かせるかで大きく疲れと時間が変わってくるのです。
多分ね晴れていれば森林浴に最高なサイクリングコースだろうなぁと思えるくらい。しかし濃霧となると一変してジェラシックパークみたいな。本当に鬱蒼としたジャングルそのもの。しかも歯がガクガクするくらい寒いでしょ。心まで凍りつくような…。
多分この日の朝一番にいきなり犬に脅かされているから頭のどこかに残っていたのでしょうね。しかもその濃霧がさっと引いた瞬間に見えた動植物の実験場の看板。なんでこんなところで何の実験をしているの…。と恐怖心をまたまたあおるわけですよ。
気が小さい割に想像力が豊かなものだから…。(笑)

周りには朽ち果てた木々も並んでるし、そうだ道路標識にクマの爪痕まであったんですよ。上から下に引っかいたような。写真撮っとけば良かったな。止まる勇気はなかったけど。ほんとにクマスズだけが頼りでしたね。1m先も見えない場所で登り下りの繰り返しでしょ。無音で6時間を走り抜くと言うのは勇気いりますよ。むちゃくちゃ寒いし。
そう言えば青森の時も同じような体験をしたなと思い出しました。
こんな盛りだくさんな1日でした。今日の宿は霧多布岬手前の霧多布里さんです。17:00宿着。
明日は、花巻オヤジさんお勧め、ツーリングマップル北海道版にも紹介されているこの霧多布里さんのお話を少し書いて4日目の記事を完了したいと思います。

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