2008年10月14日 (火)

第15弾振り返り『チタンシャフト編』

今回の第15弾では、ベータチタニウムのショウジさんより、完成したばかりの出来立てほやほやのチタンシャフトを出発2日前にいただくことができ、持参していたのでした!!

ベータチタニウム様、ショウジさんありがとうございました。m(__)m

正直な話、最初は使い慣れていたノーマルシャフトから、はじめてのチタンシャフトに切り替えるには、勇気が要りました。何でもそうだと思うのですが、はじめてのものは、緊張しますよね。出発までに坂道等での、試乗もしないまま、即実践と言う形をとってしまったのですから・・・。

しかし、さすがチタン加工技術では、最先端を行く最高レベルのベータチタニウム様です。チタンシャフトは、見事な走行を実現してくれたのでした!!\(^o^)/

第15弾1日目(平均して平坦な道)
最初の30kmは、ノーマルシャフトで走行し、次の30kmはチタンシャフト、残りの30kmはノーマルシャフト。と言う使い方をしてみました。
すると、ノーマルシャフトから、チタンシャフトに変えたとたんに、にんまり嬉しさがこみ上げてくる感触が伝わってきました。それは、ハンドルの軽さ、チタンシャフトに変えたとたんの漕ぎ始めの軽さに、しびれてしまいました(^^♪

なんと、はじめの漕ぎ出しで、肩の力がふっと抜ける(脱力したような)感触に、まず鳥肌が立ちました。ノーマルシャフトのときにどれだけ、肩に力を入れて漕ぎ出していたのかが、一目瞭然と、はっきりと違ったのでした。「えーーーー!!こんなに軽いの??肩の力が抜けてる!!」と・・・。例えて言うなら、携帯電話を持ってから、真綿を持ってみるくらいの脱力感。本当に肩が軽くなったのです。これが第一印象ですね。荷物を積んでないときには、微妙にしかわからなかったのですが、さすがに総重量110kgとなるとその違いがはっきりとわかるくらいにまで感じれるのだと思いました。

そのまま、漕ぎ出して少し走ってみると、次に感じた感触は、変速ギア比で2~3段ぐらい軽く感じることでした。なんといってもハンドルが本当に軽いんですよ。気持ち悪いくらい気持ちいいというか。チタンシャフトってやっぱりすごいんだと実感。外観は同じなのに明らかに何かが違うって本当に不思議ですよ!!びっくり!!どう考えても、体感しても違いは明らかで・・・。これ以上書き様がないのですが・・・。

しかし、初日は、走っているときの、安定感と言う意味では、使い慣れているノーマルシャフトの方が安心して走れました。つけてすぐに安心とは、やはりいきませんでしたね。

半信半疑のまま2日目(前半は平坦、後半は極端な急坂、峠越え)
2日目は、逆をしてみようと思っていました。チタンシャフト→ノーマルシャフト→チタンシャフト。と言う具合に、そしてチタンシャフトで走り続ける中で、「あれ~?」何か引っかかる気がして、何がノーマルシャフトと違うんだろうと、神経を集中して発見したことが、ハンドルを廻すのを止めてからの惰性での距離が伸びないという感じだったのです。

素人の私には、専門的なことはわかりませんが、人それぞれ感じ方も違うと思いますので私だけが感じていることとして話を進めますね。

ノーマルシャフトに変えると、やはり惰性が伸びる。
前回前輪だけをチタンシャフトにしたときは、惰性の伸びが、ノーマルシャフトのときより明らかに伸びたことは、実証済み。

チタンシャフトに慣れていないだけだと思い、その後は、チタンシャフトのまま、最後まで走り通したのでした。

そして、何度か峠越えを体験。やはり、登りの軽さは、チタンシャフトの方が抜群で、ノーマルシャフトとの違いがどんどんと明らかに・・・。

逆に下りでは、ノーマルシャフトの方が惰性が伸びるようで・・・。
しかし、日本一周で欠かせないのは、登りの楽さと言う意味では、チタンシャフトの方が有利。

3日目(急な登り、峠越え、延々と続く長い上り坂)
はじめから最後まで、チタンシャフト。3日目ともなると、チタンシャフトにも慣れてきたのか、走行中の安定性と言う面でも、ノーマルシャフトと、変わらない。

しかも、延々と長い登りが続くが、やはりギア比2~3段分ぐらいは、軽いことは明らかに・・・。

今まで、一番軽いギヤ比でしか登れなかった短い登りも、2~3段重いギア比でもそれなりに登れるのである。やはり軽い。何がどう違うかなんてわからないが軽い。

今回の第15弾でわかったこと・・・。
①平坦な道では、チタンシャフトの方がハンドルが軽く身体への負担が少ない。惰性は伸びない。
②ゆるい登り坂では、チタンシャフトの方が楽である。
③中ぐらいの登り坂になると、違いは明らかに。(チタンシャフトの方が楽)
④空転するぐらいの登りになると、そんなに差がないように思う。
⑤極急な下りでは、そんなに差がない。(惰性の伸びに差がない)
⑥中ぐらいの下りでは、ノーマルシャフトの方が伸びる。
⑦ゆるい下りでは、ノーマルシャフトの方が伸びる。
⑧なんといっても錆びない。(チタンシャフト)

トータルで考えると、下りの伸びは、危険でもあるので、ある意味チタンシャフトの方が安全なのかも・・・。そして、なんといっても、日本一周での最大の難関は、峠越え。しかも、登りをいかに攻略できるかで、旅の楽さが大きく変わってくる。そこに光を当ててくれるものが、チタンシャフト、とても登りに強そうである。と言うか、楽である!!

下りの伸びについては、まったく同じ条件で体験してみないと、本当の違いは、わからないと思うので、いつもの坂道コースで試してみたいと思う。

今回の第15弾では、チタンシャフトでの、感動もたくさんいただくことができました。これからの旅が、より一層楽しみです。本当にベータチタニウム様、ショウジさんありがとうございました。m(__)m
また、今後ともよろしくお願いいたします。(^^♪

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2008年10月13日 (月)

第15弾3日目『香住、合気道想い出サプライズ』

実は、今回、最後まで悩んでいた香住からの海岸線(11号線)にはどうしても外したくないわけがあって最後まで悩んでいたのでした。+下見にまで行ったのでした。

下見では見つけられず、夜だったのでまったくわからずでした。

しかし、11号線は走れる状態の道ではないということで諦めたのでした。

香住と言うところには、私の青春時代の想い出がたくさんある土地なのです。青春時代と言っても20歳を越してからですが…。

私が合気道を始めたのは、18歳。そして2年後くらいかな、3年後くらいかな、あまり定かでなくてごめんなさい。今からちょうど15年から20年前に、ここ香住が合気道合宿の地だったです。私の書いた本の中にも出てくるのですが、民宿『浜重』さんを拠点に、近くのお寺での、朝稽古、夕稽古、最終日には、近くの砂浜での朝稽古、お昼の時間には、三田浜海水浴場で稽古に差し支えない程度に遊べるというもので、血だらけで両手をついて四足で通ったお寺と、浜重さんをつなぐ道、私に別世界を見せてくれたお寺の境内。夜熱を出して夜通し看病してくれた合気道の仲間たち。その全てをもう一度振り返りたくて香住周辺を走りたかったのでした。場所もおぼろげだった事や、準備時間がなかったこともあって、もし見つかればラッキーと言う感覚でこの第15弾が始まったのでした。

そしてその夢が、偶然にも叶ったのでした。見つけたときには鳥肌物でした。

そんなドラマの最終日・・・。

昨日23:00に布団に入ったのですが、疲れすぎたのか、なかなか寝付けず結局朝まで起きていました。布団の中でね。

5:15起床。といいたいところですが、起きているので出発の準備を開始。まあ寝不足なので身体がだるいのは仕方ないとしても身体が重い・・・。う~~ん。

6:00に浜坂駅近くにある、旅館芦屋荘を出発。朝日を見るべく、海岸線沿いを走る。日の出まで時間があるので、タイヤの空気を入れながら待つことに。しかし、吐く息が白くなるくらいに早朝は寒い。日の出を拝んだ後、178号線に入り後は、香住まできつい2つの峠越えをこなすのみ。昨日と違って走り出したばかりなので、それほど苦にならず。淡々と登り始める。そして、今日は、完璧な晴天。むっちゃ気持ちい半面、日焼け対策をおろそかにしていた反動が午後からのしかかるのでした。

一つの峠を越えると、目の前に現れたのは、余部鉄橋。まさかこんな国道の真上にあるとは思っていなかったので、近くの方に聞いてみるとやはり余部鉄橋との事で少しびっくり。あの事故から20年後2~3年で補強が完成するらしい。しかし、電車は走っている。鉄橋の袂には、大きな高価そうなカメラをセットし鉄橋を眺めている方が・・・。

近くによって聞いてみると、毎週のように休日には、ここに来て電車の写真を撮っているとの事。現在7:45。あと2分で電車が通りますよと言う絶妙のタイミングに出くわしたのだから見逃すわけにはいかないと、早速私もカメラを取り出し撮影に成功。その方にお礼を言って写真を撮らせていただきました。

そして、二つ目の峠を越え、下りきったところには、見たことのある、標識が、「三田浜」。慌ててブレーキをかけて、記憶をたどりながら三叉路を左折すると、あのときの合宿の風景が蘇ってきたのである。ここを曲がれば、民宿浜重さんがるはず・・・。と・・・。

あるある。じゃあこの先には、お寺が・・・。あるある。

ここまで来てあいさつをしないわけにはいかない、ということで玄関口から声をかけるが返事なく。やっぱりいないのか、と言うことで一度は、その場を離れてお寺へ。この道のりの思い出が昨日のように思えて、あまりの感動に涙・・・。

境内の上に上がってみたが、あのときの稽古風景が蘇るのです。さらに奥へと続く階段も発見。全てあのときのまま、若干変わったところもあるが、私の記憶の範囲内。そしてもう一度浜重さんに戻り、どうしてもお会いしたいという気持ちが抑えきれず。何度か大声で呼びかけると、中から先代の奥さんが出てこられた。先代も現在92歳で少し、体調が悪いようだが、お元気に過ごされている様子。そうこうしていると、現代のご主人が帰宅。梨とりんごをいただいた。するとそこへ、ご主人の奥さんが帰宅。皆さんとても懐かしく、私の記憶がどんどんと開かれていくのでした。奥さんは私のことを薄っすらと覚えていてくれたらしく、当時の話で少し盛り上がった。私の都合で先を急ぐということもあり、長居したい気持ちを収めて先に進むことに・・・。

ここまできたら、三田浜海水浴場にも行ってみたくなり、片道約1.5kmの、道のりを進むことにする。当時は海水浴場までの往復を各自の車や、軽トラックで搬送していたことも思い出しながら進むと、まだ当時の面影の残った三田浜海水浴場があったのでした。すると、後から入ってきた軽トラックに浜重さんの奥さんが・・・。

さっき三田浜の方へ行くようだったのでと、追いかけてくださったのでした。そして焼きたての焼き芋を差し入れにとくださったのです。そのまま奥さんは、Uターンして帰られたのですが、当時の記憶がどんどんと鮮明になっていくのでした。この海水浴場では、みんなと良くビーチバレーをしたのですが、私が、砂浜ではできないということで、急遽海の中でやろうということになり、私も、散々大笑いしながら楽しんだことや、海の中で技のかけやいをしたことも思い出しました。師範がいつもいた場所や、仲間がいつもいた場所など当時のことが、やたら嬉しくて、たまらなくなり、涙が・・・。

足が不自由な私を快く道場に迎え入れてくださり、稽古に参加させていただき、合宿では、本当に仲間としての深い絆をつなげてくれたみんなを思い出すと、本当に嬉しすぎて涙が止まらなくなり、その場の風景を一日中でも眺めていたい気持ちでしたが、時間は待ってくれません。またいつか、訪れるときには、本当にあのときの感動をしっかりと繋ぎ止めたいと思いました。

たぶん、Vento号との日本一周中だからこそ、ここに来たかったのかもしれません。車ならいつでも来れますもんね・・・。しっかりと写真に全てを収めてきましたよ!!

再び、浜重さんのところまで戻ってきたのですが、何度もあいさつにと言うのも、ご迷惑ではと思い、軽く頭を下げてその場を立ち去ったのでした。

浜重の皆さん久しぶりの再会をありがとうございました。いただいた、梨にりんご、焼き芋ととても美味しくいただきました。ご馳走様でした。そして感動の思い出をありがとうございました。

名残惜しい気持ちを抑えて、香住を出発。少し走ったところで、前方から手を振りながら自転車で走ってくる、可愛い女の子に声をかけられ・・・ちょっとドキ!!

いやいや、小学生(高学年?)ですから・・・ははは(^^ゞ

なんかとても友だち感覚で、放課後に待ち合わせをした同じクラスの子的な感覚で話しかけらるので、こちらが唖然・・・というか・・・。

それにしてもたくさんの興味があった様で、質問攻めであっという間の10分。話す内容が尽きたのか、じゃあね!!と・・・。

私的には、笑いをこらえるのと、友達感覚的な扱いをされたことに軽く感動。とてもおもしろいお二人でした。お声かけいただきありがとうございました。m(__)m

さらに、香住駅では、人違いのようでしたが、ハンドサイクルを見るのがはじめてと、Vento号に興味を持っていただいた、ご夫婦に、「写真を一緒に撮らせていただいても良いですか」と言う声かけに、私もありがたく一緒に写していただいたのでした。

人違いとはいえ、ありがとうございました。m(__)m

後は、豊岡まで19km。約2時間の道のりです。しかし、延々と登りが続きます。まあ、登れば、下りもあるのですが、感覚的には、ずっと登っている感じ。しかも晴天で、日焼けが進行、さらに寝不足で身体に力が入らず、登りがきつい(>_<)

なんやかんや考えてみると今日のほうが、だるいかも。まあ、登りばっかりやから少しずつダメージが蓄積されていくわけですけど・・・。

14:00無事に佐川急便豊岡店に到着。梱包中も、職員の方が、楽しくお話をしてくれるので梱包もはかどる。とても陽気な皆さんでした。

15:10梱包終了。タクシーで豊岡駅へ。ちょうど10分遅れているということで特急に乗れることに。ラッキー!!(*^_^*)16:00頃発車で、帰宅は、19:00。

これで旅が完了と思ってはいけませんよ!!明日から仕事ですからね。車です。
空港に車を取りにいかなければ、ということで、片道約10kmの道のりをふらふらしながら自転車で進み。本当の帰宅は、20:20ようやく第15弾を無事に終えました。

今回もたくさんの方々のサプライズと、応援をありがとうございました。
第15弾無事に完了です!!m(__)m

本日の走行距離64.20km
累積総走行距離5054.7km
実走行時間5:45’26

浜坂駅を出発→178号線→4号線→11号線→178号線→426号線→312号線→426号線→豊岡店まで。Cimg8308 Cimg8333 Cimg8347 Cimg8354 Cimg8369

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2008年10月12日 (日)

第15弾2日目『涙のサプライズ』

何から書けばよいのか…。
今も感動覚めやらず今日の出来事を振り返るだけで涙が止まりません。文字が涙でにじんじゃって…。今日のサプライズは『豪華絢爛』のとても贅沢なサプライズです。というのもこれまでもお世話になってきた方々がなんと4人も駆けつけてくださったのですから。

昨年の第2弾で赤穂につながる高取峠攻略のために仕事前に姫路から駆けつけてくださり日本一周初めての峠越えを後方よりサポートしてくださり見事高取峠を攻略でき、私に峠越えの自信を付けさせてくださった方で、今日は釣りで徹夜明けにもかかわらず、泊から青谷にある魚見台まで伴走してくださった『うめさん』。

それから第15弾出発前から鳥取県米子市から兵庫県豊岡市までの道のりの詳細を何度も詳しく教えていただき、今日は泊で行われたレースの後で、始めてお会いした後、チームの応援の後に青谷にある魚見台まで車で駆けつけてくださり、その後鳥取空港付近から大谷手前の峠(漢字が難しくて)を越えたところまでの安全なルートを伴走してくださった『initialTTさん』。

そして広島→山口間。高知。熊本。と毎回車で現地入りし、そこから自転車で伴走してくださっている、皆さんお馴染みの『西山ご夫妻』。なんと今回は「こぶたろう目線で伴走をしてみたい」ということで、ハンドサイクルをレンタルして今日までトレーニングを重ねて、琴浦町から鳥取砂丘までの道のりを伴走してくださったのでした。奥さんはいつものように車でバックアップ。約1kmごとに先回りをしては写真をとってくださり、励ましのエールを送ってくださったのでした。

こんなビッグゲストに囲まれての第15弾2日目。語り尽くせぬドラマの1日を過ごせたのでした。

今日は5:00に起床。なんと昨日は初めて21時に就寝と、練習ができないために初日はいつも疲労度がMAXなのですが、昨日は激疲れだったみたいで、宿に着くなり動けずお風呂に入り食事をして部屋に戻ると19:00には眠気がピークに…。
なんとかブログを更新し、明日の予定でも、と思ったのですが、21:00には限界朝の5:00まで爆睡しました。いつもは日付が変わるころなのにね!

準備を整えて6:00に大山口駅を出発。何とか浜坂まで行きたいと気合いを入れる。走り出すとすぐに標識が…。

みると豊岡市まで188km。位だったかな。その距離に唖然。(>_<)

今日何としても浜坂までは最低行かないと明日は帰れないみたい。鳥取砂丘から香住までは峠越えの連続みたいだし…。そんなとき西山ご夫妻から電話が入り今から向かいます、とのこと。なんと昨日は米子市で車中泊だったということで、昨日仕事後に車で駆けつけてくださっていたのだ。毎回西山ご夫妻のパワフルさには本当に頭が下がります。

今日は初めてのハンドサイクル2台での走行にテンションも上がりっぱなし。西山さんはテンションをあげてくれる天才です。終始笑いが絶えません。面白すぎ!!\(^o^)/。

最高の伴走をしてくださいました。ありがとうございました。10:30泊に到着。ここでうめさんとinitialTTさんと合流。久々のうめさんとの再会と初めてお会いするinitialTTさんそれからサポートチームとしての初めてのご挨拶ということで話が盛り上がる。少し談笑の後、バス停前で話していたので来たバスに追い出されるように先に進むことに…。

initialTTさんは同じチームのレースの応援のため会場に戻り、うめさんはここから伴走してくださることになったのでした。ちょうど一年前の今頃、初めて峠越えをサポートしていただいて以来日本一周では2回目。あの頃の軟弱ぶりが懐かしく、とても楽しい走行となりました。ちょうど一年、少しは成長した私を見ていただくことが出来てこれまた嬉しい限りです。ありがとうございます。

魚見台までのコース確認や、誘導をしていただきながら、きつい坂を登りきり魚見台到着。ハンドサイクル一年ぶりという西山さんもきつい坂を一気に登りきるところはさすが、根性魂。自分との戦いを勝ち抜いてきただけの強者です。なかなかです!

そして応援を終えたinitialTTさんも車で魚見台に合流。ここで昨日徹夜明けのうめさんとお別れすることに…。うめさんありがとうございました。本当にむっちゃ嬉しかったです。明日のレース頑張ってくださいね!!それから昨日は夜遅くまで加古川の皆さんとの集まりで私の話題を出していただきありがとうございました。加古川の皆さんいつも応援ありがとうございます。今回は雨になることなく順調に進んでおりますので応援よろしくお願いいたします。また、加古川のツアーにも顔を出せるように頑張りますので…。ありがとうございました。m(__)m

この後initialTTさんは鳥取空港付近で再度お会いできるということで西山さんと再び走り出しました。西山さんも限界を越しながらも、私のために走り続けてくださり、14:00鳥取空港付近でinitialTTさんと3度目の合流です。レースの後でとても疲れておられるにもかかわらず、私たちの為に駆けつけてくださったのでした。

さらにここからは9号線を走るのはトンネルがあり危険ということで裏ルートを指示してくださり「鳥取県まで来たのだからぜひ鳥取砂丘を見て行きましょう」ということで、いざ鳥取砂丘を目指して出発。西山さんも最後の力を振り絞って、ついてきてくださりその間距離の開いた私と西山さんの間をナビするために何度も何度もinitialTTさんが往復してくださったのでした。ありがとうございました。そして鳥取砂丘に到着。ここまで来たのだから馬の背をバックに砂丘の上で記念撮影しましょうと言うことになりinitialTTさんの肩を借りて砂丘入り。しっかりと記念撮影ができました。この段階ですでに限界を越していた西山さんと別れ西山さんご夫妻は「馬の背に行ってみます」ということで、私は浜坂に向かうべくinitialTTさんのナビ&伴走をしていただきながら先に進むことに…。

大谷手前の峠越えまでしっかりとサポートしていただきながら安心して峠越えを果たした後、峠を下りきったところまで伴走していただき、ここでinitialTTさんともお別れです。なんかむっちゃくちゃ嬉しくなり涙が止まらず爽やかに来た道を戻っていくinitialTTさんを見送った後、浜坂までの残りの道のりを今度は一人で進むことに…。

16:00しばらく走ったところで辺りは日も落ちだし、薄暗く、道に迷うようになり帰り道であろう西山さんに電話。すると今から引き返して向かってくださるとのこと。すぐに合流でき、今日最大の難関東浜から居組に抜ける山越です。要所要所で西山さんご夫妻が車を止めて「頑張れ〜!!」とエールと拍手で迎えてくださるのです。

さすがに走行距離100kmを越えてからの山越は荷重100kgを超えるVento号で登るのは想像を絶するほどきつく山越半ば位には空転するほどの斜度に、叫ばずには登れないきつさ!!

何度となく叫び続けてようやく県境で兵庫県入り。ここで安心したのもつかの間で、さらに登りは続き、もう叫ぶのを通り越して涙が溢れる。限界越えちゃったみたいで精神的にもダメージが…。しかし、ここで諦める訳にはいかず頭をよぎった言葉は『諦めなければ手を止めなければ必ず進んでいる』でした。

この言葉がきっかけで、さらに叫びまくりテンションは驚異的に引き延ばされ一気にエネルギー満タンと限界を超えた新たな境地を掴むことが出来たのでした。不思議な力です。人の無限の可能性を自身の体で体験出来たのでした。

その後、それまでの疲れが嘘のようになくなり、体がとても軽く楽になったのです。もちろん言うまでもなく今日の西山さんの頑張りやサポートと言う形で支えてくたさったうめさんやinitialTTさんからのパワーもたくさんいただけたお陰でもあります。

本当に日本一周一人だけど、一人じゃない特別なつながりをひしひしと感じたのでした。さらには私の応援をしてくださっているたくさんの方々のエネルギーもいただいているからだと思っています。今日は本当にありがとうございました。m(__)m

そして18:00無事に浜坂駅に到着しました。最後浜坂駅までサポートしてくださった。西山さんご夫妻ありがとうございました。滋賀県まで気をつけて帰ってくださいね!!今日のサプライズ…うめさん、initialTTさん、西山さんご夫妻本当にお世話になりました。ありがとうございました。また、これからもよろしくお願いいたします。

追記:今日あまりの下りの激しさに、買ったばかりのボトルが、またもや飛んでいきました。西山さんいわく、あっ…転がっていった。(笑)

今日究極の発見、浜坂手前の最後の峠越え、枕崎以来、久々の急坂での発見。ある程度までの登りでは、呼吸法で何とかこなせる→それを過ぎると、軽く叫ぶ→これを過ぎると激しく叫ぶ→次には限界を超える→脳みそパンク→試行停止→わけもわからず泣きまくる→再び超激しく叫ぶ→今までにないパワーが蘇る→自分では考えられない感覚→周聴力アップ→精神安定→冷静沈着=限界越え達成=新たな境地へと続く。

本当に辛くなったときって、怒りも激しさも通りここして、泣き出すんでしょう(極限状態を体感するあまり、脳が危険信号を出して精神状態を保てるようにしてくれるのでしょうね。)

要はこれの繰り返しで、自分自身が鍛えられていく=無限の可能性のトビラをどんどんと開いていくのだと思いました。極限状態を越したとき本当に強くなれますよ!!この体験はすごいですよ!!

たぶん合気道での稽古で、体力が限界を越えたときから鍛錬が始まると言うことを身体が覚えていてくれたのでしょうね!!合気道に感謝です。\(^o^)/

本日の走行距離115.36km
累計総走行距離4990.5km
実走行時間9:02′32

大山口駅を出発。→9号線→旧9号線→9号線→319号線→178号線→浜坂駅まで。

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2008年10月11日 (土)

第15弾1日目

第15弾1日目
第15弾1日目
第15弾1日目
第15弾1日目
第15弾出発です。今日はなんと晴れでした。むっちゃ嬉しい。しかし1日中向かい風でなかなか進まず…。
というわけで今日は5:15起床。雨はやんでいました。5:30出雲駅前ホテルを出てタクシーで出雲店へ。5:45出雲店到着。とてもカラフルなVento号ボックスなので一目瞭然。今回は中身が微動だにしていませんでした。尼崎店さん、一眼レフの妻さんのおかげです。ありがとうございました。7:00ジャストに出雲店を出発。いざ米子市を目指します。28号線を北上し431号線へ。今回の服装は夏と同じく半袖。早朝はひんやりとはしていりもののまだまだ半袖で行ける感じ。今日は淡々と走り抜けました。これという景色もなく…。
でも宍道湖は太陽の光を浴びてとても綺麗に輝いていました。それにしても晴れたり曇ったりの1日だったので遠くの方は雲で景色も消されて…。そんななかでも松江城はしっかり見てきましたよ(外周から)ははは…。お城の入り口から写真を撮っていたら係員さんが城の案内地図を持って来てくださりコース説明をしてくれたのでした。ふと気づいたのですがお城って外周からは見えないょうにつくられているのですね。やはり外から狙い撃ちされないようかな。お昼を過ぎて米子市泊まりにするか先に進むかで悩みましたが15:00には米子市に到着。米子市手前で岡山のハンドサイクル大会に出場されるという家族に遭遇。信号待ちで止まっているときに声をかけていただいたのでした。ハンドサイクルを知っていると言うことに嬉しくなり息子さんはハンドサイクルにも乗っているという。お互いに頑張りましょうということでそれぞれの道へ。ということで先へ。17時までの2時間があれば琴浦町まで行けるかもと思いながら宿を探すもなかなか見つからず道の駅はまなすでテントでもよかったのですがどうも雲行きがあやしい。雨になってもいやだなということでだいぶ手
前になりましたが大山町まできました。このとき16:00。今日はここまでということで宿に入りました。後2時間は走れたのに残念。明日その分18:00の日暮れまで走ろうと思います。明日はサプライズが盛り沢山の様で楽しみです。

本日の走行距離95.06km
累積総走行距離4875.1km
実走行時間7:24′52

覚え書き:腰痛、日焼け。

出雲市→28号線→431号線→9号線鳥取県大山町まで。

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2008年10月10日 (金)

第15弾出発です。

今日も仕事を終えてまっすぐ伊丹空港へ。19:00発のJALです。小型機ということで乗り場までの距離があるため今回も車椅子をお願いしました。旅始めから足の親指の皮をずるむけにするのは得策ではありませんからね。JALの方々大変お世話になりましてありがとうございました。19:50に出雲空港に到着。機内では大きな口を開けて爆睡でした。着陸の衝撃で目を覚ましたのでした。20:40出雲駅に到着。今から明日の準備です。早速雨対策です。前輪後輪の羽が役だつかですね。明日は派手になりそうです。雨ですが…。

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2008年9月25日 (木)

第14弾再会振り返り(ラポール宝生苑)

第14弾2日目に島根県益田市にあるラポール宝生苑を訪れました。

実は昨年の11月25日に、しまなみ海道、来島海峡大橋で、はじめて皆さんとお会いしまして、今度、島根を通るときには是非寄ってくださいね!!

と言う、ありがたいお言葉に甘えまして、今回ラポール宝生苑を訪れたのでした。

ちょうど一年ぶりの再会に、とても懐かしく、嬉しい時間を過ごさせていただきました。苑の方々もとてもにこやかで、終始笑顔と笑い声が心地よく響き、とても心躍るひと時でした。\(^o^)/

約一時間ぐらいでしたが、とても嬉しい再会と想い出ができました。
ラポール宝生苑の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。m(__)m

また、しまなみ海道で再会した皆さんと、夕食もご一緒させていただき、皆さんとのつながりを、より一層深めることができましたことに感謝いたします。

次の日の早朝、冷え込みのきつい中、バス停で私が通るのを待ってくださっていたラポールのTさん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

次回の皆さんとの再会を楽しみにしています(*^_^*)

第2弾のブログ
http://kobutarow.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/02/index.htmlCimg7405_2Cimg7406Cimg7407Cimg7409Cimg7411 Cimg7413 Cimg7417 Cimg7418 Cimg7419 Cimg7423 Cimg7424 Cimg7425 Cimg7463 Cimg7467

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2008年9月23日 (火)

第14弾4日目

今日は朝7:00に起床。ゆっくりと休みました。
出雲まではあと32kmですから、ゆっくりと行ってもお昼には着きます。
ちょっと出雲観光をして15:00くらいには出雲店につけるかなと思っています。
しかし、今日はお昼から雨のようで、その辺をうまく時間調整しないとまた濡れることになりますから。(^^ゞ

珍しく朝食をホテルで済ませ、8:00出発。
天気は晴れたり曇ったり。

とりあえず9号線まで出て、今日も緩やかなupdownの連続です。
途中鳥肌ものの絶景ポイントで10分ぐらい雲を眺めてまた走り出します。
気持ちがいいですね!!

そしてこの出雲の地で、この旅の答えの一片が紐解かれたのでした。
内容を書き出すと途方もないのでまたの機会にでも・・・。(^^♪

そして431号線を北上。
縁結びの道といわれる出雲大社につながる道を進んでいくと、とても大きく真っ白な鳥居があり、さらに進むと、出雲大社の入り口となる鳥居となっていて、そこは階段を数段登って、その後は砂利道と言うことで、この正面からお礼参りができればいいかと、じっと眺めていると、先ほど目が合った自転車のおじさんが、このVento号でも中に入れるルートを
を知っており、案内してあげるというので、後を付いて行くと、それは正面入り口から少し右の方に下がったところにある、車いす専用の通路でした。

おじさんは、そのまま帰っていかれましたが、とりあえず入れるのならと言う事で進んでみると、なんと最後の鳥居がある正面につながっていました。

しかし、ここでハプニングが・・・。

後は気持ちよく参拝を済ませて帰るだけと、その橋を渡ろうとすると、そこにあった3件の出店の内の一軒のおばあさんが「ここは神聖な場所だから、そのようなもの(Vento号)で入ったらいけん」と言うのです。

私も知らなかったとはいえ、ここには、ここのしきたりがあることだからと「わかりましたこのまますぐに出ますので…」と伝えると、「いや、そうでなくて降りて、参りなさい」といわれるのですが、本殿までは遠く、しかも砂利道。

私はそんなに距離を歩けませんし、自分の中では、ここまで来れたのだから満足だと思っていたので、「私はこれで・・・」と神社を後にしようとするのですが、そのおばあさんが執拗なまでに、「参って行かれ・・・」と、どうも踏ん切りがつかず、するとそのやり取りを途中から見ている参拝客は、冷たい視線で威嚇し始めます。あたかも私がおばあさんに突っかかっているかのような、誤解が生じていることは明らか・・・。

おばあさんは見たこともないVento号に乗っていて、目立つ色の服も着ている私を、何かと間違えているのかもと思い、らちが明かないので、おばあさんを振り切る形で、出雲大社から出て、周りの神社などを見て周っていたのですが、先ほどのおばあさんが追いかけてきて、「さっきはすまんかった」「私が間違っとった」と、このままVento号に乗ったままで参拝してもかまわないことがわかったので、私を追いかけてきたのだという。

私が3軒の出店があるところを離れた後で、3軒のお店の方々で話をしていたようで、神社に直接聞いてくれたようでした。

私的には、もう過ぎた話と言うことで、「もう満足しましたから、ありがとうございました」とその場を去ろうと思ったのですが、そのおばあさんが、「何度も何度も、すまんかった」とあやまりながら入り口の守衛さんのところまで行って、私が案内するからと、守衛さんとおばあさんに先導していただきながら本殿入り口まで、連れて行ってくださり、本殿でのお参りが叶ったのでした。

しかし、私は涙が止まらず…さらに本当に参って良いのかと言う葛藤を心の中でしながらだったので、その後のことはあまり良く覚えていません。

なんせ、今日のメインは、出雲大社参拝だったのですから…。それが、門の入り口で一旦は、「参ってはいけん」といわれ、自分の中でもその時点でここに来れただけで満足し、納得してその場を立ち去ろうとして、今度は、「絶対参らないけん」といわれ、とても心が不安定になり、悔しくて涙が出たのか、嬉しくて涙が出たのかわからないくらい気が動転していたのだと思います。

その後も、自分を取り戻すことができず、半ば放心状態で、心の涙はとどまることなく溢れ続け、大きな声で叫びたいという衝動に駆られながらもできずで…。

何とか、本殿参拝を済ませ、出雲大社を去ろうとしたときに、偶然にも私を知る4人の方が私の前に現れたのです。
その方々は、シール・エミコさん(世界一周自転車の旅で何度かテレビに出ておられた方)のお知り合いの方々でした。

エミコさんのブログで私のことを知ってくださったようで、私を見るなり、こぶたろうだと気付いてくださったのでした。
エミコさんの病状のことも心配でしたし、先ほどのハプニングも覚めやらんときだったので、とうとう溢れた心の涙が止まらなくなり、4人の方々の前で豪泣きしてしまったのでした。

または、私を知ってくれる方に出会えて、ホッとした安堵感もあったのかもしれません。
偶然とはいえ、一番嬉しいエミコさんのお知り合いの方々にお会いできたことは、私にとってとてもありがたい出来事でした。エミコさんも今は自宅療養に入ったという事で、これから益々の快復を心から祈っております。

そして、もう一度出雲大社外の入り口の鳥居の前で、本殿に向かいお礼を伝え出雲大社を後にしたのでした。
その後、旧出雲駅で早速4人の方に再会し、これまたとてもありがたく嬉しい出来事でした。m(__)m

時間は13:00雲行きも怪しくなってきたこともあり、そろそろ出雲店に向かうことに…。
14:00出雲店に到着。梱包を始めたのですが、なんと雨の影響で後輪の軸が錆付いてしまい、後輪が抜けません。
何とか左後輪は外れたものの、右後輪はびくともせず、結局根元から分解して車輪についた状態で持って帰りことにしました。また、ベータチタニウムさんで相談させていただきたいと思います。m(__)m

15:30梱包完了。16:00出雲市駅到着。16:20発のバスで出雲空港へ。
飛行機の時間も早めていただき、17:30発に乗ることができました。出雲空港では、飛行機までの距離があると言うことで、はじめて、車いすに乗って搭乗することになりました。ちょっと恥ずかしいですけど…。(^^ゞ

前回の伊丹空港→福岡空港では、いずれも搭乗口までの距離がありましたが、歩いて搭乗したのでした。しかし、他の方について歩くと、ペースが早い為、足の裏への負担が大きかったのか、両足とも親指の皮がべろりと剥けて靴下が血まみれであった為、今回はとても助かりました。

そのまま伊丹空港にも連絡をしていただけたみたいで伊丹空港でも飛行機から車と車いすを使ってタクシー乗り場まで押していただけたのでした。
JALの皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。

19:30に無事帰宅いたしました。今回も無事に第14弾を終えることができました。
応援していただいたたくさんの方々に感謝いたします。ありがとうございました。m(__)m(*^_^*)

本日の走行距離49.94km
累計総走行距離4780.0km
実走行時間4:12’17Cimg7727Cimg7719

大田市→9号線→431号線→162号線→9号線→28号線→出雲市小山町まで。

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2008年9月22日 (月)

第14弾2日目(恐怖のち感動)

今日は朝から雨です。天気予報であんなに誇らしげな降水確率100%をみるとあきらめざるを得ませんが…。
今朝は5:30起床。6:00出発。標高の高い国道191号線にするか標高の低い旧国道64号線にするかギリギリまで悩んで安易に低い方を選んでしまったのが恐怖の始まりでした。ホテルを出たときはまだ雨は降っていなかったのですがすぐにパラパラと…。64号線の入り口がわからずウロウロ通りがかった男性に聞いてようやく64号線に…。旧国道でも道はしっかりしているし民家も多いというホテルの方の言葉を信じて進むもなんだか段々民家は減りあたりも寂しくなっていく。さらに進む頃に雲が真っ黒に朝だと言うのに夜みたいにあたりは日暮れ同然。しかも道の先は茂みの中。何かがおかしい…。最初片側一車線あった道はすぐに車一台分の広さに狭まり先は行き止まりか?と言う感じ。ちょっとドキドキし始めた時、雷が鳴りだした。さらに豪雨。しかも道は車なんて通れる幅もなく。うっそうとしたジャングルそのもの。雨と急坂で路面は滑るし、さらに進むと今度は路面にコケが生えている。この道車どころか人すら通ってないんちがうん??
段々不安感が増していく…。さらに追い討ちをかけるかのように豪雨と雷が…。恐怖感もUP。そして道は険しくなり前輪も空転し始め前に進めない。しかし近くには家もなければ人の気配も無い。止まっていたら気絶しそうな恐怖感でいっぱいの中とうとうVento号が後ずさりしはじめ押すことに。もう恐怖感はMAX!!
後ろから頭にロウソクを2本立てた白装束のお婆さんが叫びながら追いかけてきたらと想像してしまうくらいのシチュエーションにだんだん息ぐるしくなってきて最悪。こんなときたった一人って想像がどんどん膨らむからいやですよね。
などなどあたふたしながらもなんとか切り抜けた時には自分の恐怖心に打ち勝った喜びでガッツポーズしてしまいました。しかし二度と通りたくないですね。今後高低差での判断は微妙ですね。
さらに旧道や県道も考えないと…。恐い話はここまでにして。
今日は待ちに待った再会の日なのです。昨年第2弾のしまなみ海道で出会った島根県にあるラポール宝生苑の職員の方々に一年越しでお会いできる日なのです。第14弾の出発前から連絡をしていたのでだいたいの予定が立ってはいたのですが途中の連絡に私が気づけず、入れ違いを起こしながらも16:00にラポール宝生苑に到着。私を探しに行ってくれたTさんとはその後すぐに再会。久々の再会を果たしたのでした。去年お会いしたときには私服。今日は制服ということで初めはピンとこないものの段々とあのときの情景が蘇り改めて再会の喜びをかみしめたのでした。皆さんお変わりもなく懐かしいかぎりです。こうして一年越しで再会できたのも何かの縁。日本一周の目的の一つが見えてきた感じですね。これぞ日本一周の醍醐味ですね。約1時間近く楽しく過ごさせていただきありがとうございました。2度あることは3度あるといいますが次回の再々会が楽しみです。17時過ぎにラポール宝生苑を後にして、今日のホテルへ。19:00頃Tさんより電話。みんなで夕食をと誘っていただき、ゆっくりと再会の喜びを分かち合ったのでした。こういう雰囲気の時間てあっと
いうまですよね!
22:00頃ホテルまでTさんに送っていただき明日早朝にTさんの家の前を通るため、明日またお会いすることができるのでした!!

PS:眠たくて何度も携帯を落としながら書いたので文章むちゃくちゃかもです(笑)

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第14弾3日目

第14弾3日目
今日は朝5:00起床。5:45出発。昨日の夕食会でTさんが早朝家の前を通ることになるのでお待ちしています。という嬉しいお言葉をいただき6:30から7:00の間ということで道に迷いながらも6:45に予定地到着。バス停を探すと遠くで手を降ってくださっているTさんを発見。なんと6:15ころから待っていただいたようで冷え込みのきつい朝だったので申し訳なく…。しかし会うといつものTさん朝からとても素敵でした。Vento号と一緒に写真を撮らせていただき、出発前に昨日書いた手紙手渡しました。差し入れありがとうございました。
今日はどこまで行こうか迷いながらもとりあえず走り出す。聞いてはいましたが9号線に入ったとたんから片側一車線歩道路肩なしの道路が大田市まで延々と100kmもつづきその間アップダウンの繰り返ししかもやたらとトラックやトレーラーが信じられないスピードでかするかかすらないかのギリギリをビュンビュンと…。生きた心地しません。2号線の広島−山口間も高速道路の様で怖かったけどさらに上を行く9号線。ほんと命がけでした。トンネルも多いし長いし。結局中途半端な距離を走るよりはスッキリ明日につなげる走りをするために今日は頑張って100km越えです。成り行きで100kmを越えるのは楽ですが初めから知っている100kmはしんどいもので今日もよく完走出来たと自分の根性に拍手。といっても間間の皆さんの応援に支えられてこそですけどね。今日一番すごかったのが浅利トンネルでなんと入り口で島根県警の白バイがトンネルは危ないので後ろから援護します。というとパトライトを点灯させ全長470mのトンネル内を私の後ろにぴったりと付けて完璧な援護。なんか大統領のパレードみたいで少しの間VIP待遇を満喫したのでした
。むっちゃ嬉しかったです。島根県警の方ありがとうございました。その後も島根県警の方にはちょくちょく出会い、そのたびに励まされるのでした。これはなかなか無いですよ。やっぱり。ただ危ないというだけのことなのですが自分の中で盛り上がったのでした。(笑)
そして大田市30km手前くらいかな…。男の方が待っていてくださったようできくところによるとVento号に興味があるようで名刺をいただくとべロタクシーの文字が…。第13弾でも福岡で見かけたばかり。一度みだすとよくあることのように思えてくる。昨日、石見銀山で開所したばかりのできたてホヤホヤなのでした。明日体験べロタクシーと誘っていただいたのですが明日はまた雲行きがあやしくお昼から雨のようで出雲到着を早めた方がいいのかなあと思っています。べロタクシーまたの機会にします。皆さんもぜひ体験してみてくださいね。新しい風が吹くと思います。
さらには大田市手前で境港市の自衛官の方にもお会いしました。その方は障害者のトライアスロンなどの運営にも携わっておられる方で日本一周をしている方にもよく会うそうだ。スポーツ飲料までありがとうございました。今度の大会も頑張ってくださいね。いゃ〜それにしてもさすがに今日のアップダウン100kmコースはきつかったいですね。肉体的にも精神的にもね。手のひらパンパンで熱持ってます。明日は少しゆっくり朝を迎えようと思います。
本日の走行距離102.80km
累計総走行距離4730.1km
実走行時間9:18′25

益田駅→191号線→9号線→大田市まで。

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2008年9月21日 (日)

第14弾2日目

今日はとてもサプライズなありがたい日で今日の記事は後日です。ごめんなさい。

今日の走行距離98.73km
累計総走行距離4627.3km
実走行時間8:40′11

長門市駅→191号線→64号線→191号線→益田駅まで。

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