第35弾8日目『襟裳岬』
今日は土砂降りを覚悟でしたが、ラッキー!('-^*)/
昨日広尾で宿泊した、『ホテルむらかみ』さんですがとても清潔で『おぉ〜』とうならせるワンポイントがありましたので取り上げてみました。
はじめに電話したときには、『うちは階段が多いので別のホテルを紹介しますね』とわざわざ電話番号まで教えてくださり「もしだめだったらうちに来ていただいたら…」とかなり好印象なオーナーさんだったのですが結局ホテルむらかみさんにお願いする事になり、ホテルに到着。着くなりなるほどと納得。玄関までは約10段ほどの急な階段がありこれは無理だなと思いつつもホテルに電話。するとオーナーさんが出て来て私が上まで運びますからと、わざわざ10段の階段を持ち上げてくださり玄関内にVento号を入れてくださったのでした。
そして案内された部屋を見てビックリ!基本的には洋室なのだがその脇に畳2畳ほどの和室があり2人でテーブルを囲んで話せるくらいのゆったり空間があったのでした。こんなモダンなお客さんの心を鷲掴みにするような気の利いたもてなしができるホテルは初めてだったのでその部屋に感動して嬉しくなったのでした。今朝も女将さんがVento号を階段の下まで降ろすののを手伝ってくださり楽しい出発となりました。
今朝は5:30起床。6:00から珍しくホテルで朝食。6:30出発となりました。今朝は曇りで雨は降っておらずラッキー!
走り出して2時間くらいは、なんと晴れ間まも出るという好条件の元出発。
一路襟裳岬を目指す。
襟裳岬までは、黄金道路と言われる30kmにも及ぶ黄金を敷き詰めるほどの金額が使われた道路(ツーリングマップル北海道版に書かれてました)を通るのだが改めてそのことを知った上で通るのと知らないで通るのとでは、重みが全く違う。しかもトンネルも多く最長のトンネルでは約3kmを越えるトンネルもある。普段トンネルは危険で厄介だが今日はラッキーなトンネル日和となった。
というのも走り出して2時間位は晴れたり曇ったりだったが最初の長いトンネルにさしかかった頃から雨が降り出し、カッパを着てすぐにトンネル入り。
あまり雨に濡れずに済む。
しかも3kmと長いトンネルの間にもずっと断崖伝いに隧道や覆道が続くため1時間位トンネルの中ということになるのだが今日は車がほとんどトンネル内を走っておらず私がトンネル内にいるときで長い3kmのトンネル中一度も車が走らなかったりと、珍しくラッキーなトンネル内。
しかもようやくトンネルを抜けると晴れているみたいな感じで雨にそんなに濡れず。(^_^)v
襟裳岬に向かう道道34号線に入っても曇り状態を維持。襟裳岬までは緩やかなアップダウンはあるものの案外楽に襟裳岬に到着。いつもの濃霧は相変わらず頻発していたので誘導灯は点けっぱなし。この辺りの濃霧はほんとに濃くて視界0。人がどうろを渡るなどしていたら確実に事故になるよなぁと思いつつ慎重に走った。
すると襟裳岬の手前で一台のバイクが止まっており「三脚の用意をして私が来るのを待っていましたと」とお声かけいただき一緒に記念撮影。聞けば、今回初めての北海道入りでたくさんのライダーやチャリダーに会う中でたくさんの感動を得て初めての北海道を満喫しているとのことだった。そんな中私を見かけ一緒に写真をと待ってくださっていたのでした。なんか初めての旅と聞くと私も懐かしく、色々な話に花が咲きました。(^O^)/待っていただきありがとうございました。私も嬉しい思い出となりました。(^-^)
そして10:30いよいよ襟裳岬に到着。あいにくの濃霧でしたがそれなりに満喫出来ると確信。まずは襟裳岬でも発行されている『襟裳岬到達証明書』を購入。ついでに私的には珍しく、ウニ丼なるものが食べたくなり時価と言う値段には驚きましたが1回位はいいかとウニ丼を美味しくていただきました。(*^o^*)
むちゃくちゃ美味しかったです。ご馳走様!!
いよいよ襟裳岬の灯台へ。ちゃんと車椅子でも行けるように舗装された道もあり襟裳岬の文字と一緒に記念撮影。居合わせたご家族にカメラを渡しパシャリと!その後その家族とも記念撮影。さすがに先端までの道には階段しかなかったので進めませんでしたが大満足です。その後もライダーさんに写真を撮っていただき楽しい会話が弾みました。そして一旦下まで戻って『風の館』なるものを見ようと進となんとそこからも灯台へ行けるようであった。ここでも家族4人でこられていた方にお声かけいただき、なんとお嬢さんから『おっとっと(お菓子)』と『種なし梅』の差し入れをいただきました。なんかそのお嬢さんの気持ちが嬉しくて(*^_^*)
ここでも皆さんと記念撮影。お声かけに差し入れまでありがとうございました。m(_ _)m
なんやかんやで11:45名残惜しいけど襟裳岬を後にする事に。
そうだ、襟裳岬と言えば森進一さんでしたよ。お土産屋さんではずっと襟裳岬が流れていました。(笑)
襟裳岬からの帰り(浦河へ向かう道)は来るときと違ってむちゃくちゃアップダウンが激しくていつもながらに西側と東側の正反対さを痛感。割とどこの半島も半分は楽で半分はきつい気がしているのは私だけでしょうか(笑)
それから今日は雷注意報も出ていていつものオレンジの旗の高さが気になり、途中から外して走りました。カーボンのようだから落ちないとは思いながらも、万が一が気になってね。国道336号線に入るとトンネルはあるもののさほどアップダウンもなく快適な走行が出来大体予想通りの距離と時間に本日の予定地である浦河に到着。この間は濃霧と曇り。宿まで後5分と言うところで思いっきり雷と雨が降り出すが、あまり濡れない間に16:15宿到着。その後も少し激しい雨と雷があったが今日は1日それなりに天気に恵まれた1日となりました。
昨日の予報では70%だったもんね。ずぶ濡れ覚悟だっただけにラッキーでした。
ちなみにVento号とバックパックはトンネル内の泥跳ねでドロドロに…。
交通安全の旗もね。(笑)
本日の走行距離 98.43km
累計総走行距離 12445km
本日の実走行時間 7:41′52
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コメント
今日は、浦河泊なんですね。
私は、国道236を通って岬をショートカットしました。
夕方からの雷と豪雨をモロにくらいました(笑)
明日は、ついに会えそうですね。
道の駅みついしから、5kmぐらいの無料で泊まれる所にいるので見つけたら寄って下さい!
投稿: モリゾー | 2010年7月30日 (金) 21時30分
浦河ですね。
浦河は、べてるの家という精神障害の人々の作業所があります。
道端で寝ている人も見かける街です。
その方向だと左手が海、右手が山でしょうか。
もう少しで苫小牧ですね。
8月1日にお会いできると嬉しいです。
もしかすると、意外と早くに着きますか??
投稿: michiko | 2010年7月30日 (金) 22時04分
こぶたろうさん。
本格的な雨に出会わず、よかったですね。
本当にラッキーです。
それにしてもどこまでも濃霧がまとわりついていますねえ。
視界ゼロ!ってすごいですね。
★★★神戸須磨・須磨はじめ★★★
投稿: 須磨はじめ | 2010年7月30日 (金) 22時07分
初めまして。さっぽろに暮らす、車イス&松葉杖の二人連れです。
昨年、夫の実家/留萌に帰る時は1日違いでこぶたろうさんに会えず残念に思ってました。今回は8/1(日)に苫小牧方面に出かけてお会いしたいなぁって思っていますが…。
苫小牧でのゴール目標地点はどのあたりでしょうか。
くれぐれも気をつけて走りを楽しんでくださいませね。
投稿: さっぽろ 浜~ず | 2010年7月31日 (土) 01時34分
朝は、朝食も食べられ ひどい雨にも雷にも遭わず 長いトンネルでは、車にも遭わず
ラッキーな日でしたね\(~o~)/
ウニ丼、悩殺です!!(笑)
襟裳岬の写真も良い顔ですね!(^_-)-☆
えっ!?カーボン製って釣り竿と同じなら 電気を、良く通すのでは(@_@)? 外してラッキーでした♪
今日は、雨の心配はないのかな^^では、頑張って下さい(^o^)/
投稿: 一眼レフの妻 | 2010年7月31日 (土) 06時28分
モリゾーさん
こんにちは。
今朝はありがとうございました。ブログをお楽しみに!
投稿: こぶたろう | 2010年7月31日 (土) 17時16分
michikoさん
こんにちは。
明日は、お会いできることを楽しみにしております。
投稿: こぶたろう | 2010年7月31日 (土) 17時20分
須磨はじめさま
こんにちは。
ここまで濃い霧はなかなかないですね。道があるのかさえわかりませんでしたから(笑)
やはり危ないと思いました。誘導灯を付けているとはいえ、この前下田で見ていただいたように、微妙との事でしたものね。いますよアピールをしっかりして走りたいと思います。(^-^)
投稿: こぶたろう | 2010年7月31日 (土) 17時25分
さっぽろ 浜~ずさん
こんにちは。
はじめまして。(^O^)
いつもブログに足を運んでいたきましてありがとうございます。
留萌ですか~。(^-^)昨年の事ですがなんかとても懐かしいです宿泊した前の浜ではたくさんのテントが並び夏まっさかりっした。当日は雨だったかなと思いますが走行距離を短くして早宿だったかな。
明日のゴール地点は佐川急便苫小牧店の予定です。多分午前中か昼過ぎには到着予定です。最終的には、国道から離れて海側の道から上がる予定です。お時間ご都合が会うようでしたら、ぜひお会いしたいですね!!
道中くれぐれもお気を付けて。(^O^)/
投稿: こぶたろう | 2010年7月31日 (土) 17時43分
一眼レフの妻さん
こんにちは。
昨日のウニ丼本場の積丹半島では、襟裳岬の半額で食べれると今日モリゾーさんから聞き少しショックでした。(^_^;)
カーボンなら雷を通すのですか\(゜□゜)/
素材ははっきりわかりませんが予防策としてはOKだったようで良かったです。
北海道はおいしい物がたくさんあるので今度は本当にグルメ旅をしてみたいですね!(*^_^*)
投稿: こぶたろう | 2010年7月31日 (土) 17時50分
こぶたろうさん到着お疲れ様!!
初めての旅のフォル乗りのひろろです。
約束どおりHPにきましたよ(^^/
ブログに乗せていただき恥ずかしいです(笑)
私はこぶたろうさんと別れてから先に襟裳岬に着きましたが、うに丼は高くて断念。いくら丼にしました。(650円くらいだったかなハーフサイズで)
その後その日のうちに札幌です。本当はもっとお話したかったんですが強行スケジュールの為そそくさと退散してしまいすいません(反省)そんなわけでめちゃくちゃ疲れました。
冒頭にお疲れ様と書いたのは昨日家に着きまして
2日から読ませていただいたこと前後いたします。
あの襟裳岬の長い道をたった一人で走る姿に感銘しました。と同時に自分の甘さが恥ずかしかったです。あの時こぶたろうさんに声をかけるか躊躇したのも事実。(恥ずかしがり屋ですので)ですが少し先に行って待っていたのはどうしても話がしたかった。実際話ができてうれしかったです。人との出会いとはこんな小さなことから始まるのでしょう。いろいろ勉強になりました。それと少ししかお話できませんでしたがこぶたろうさんの人柄のよさもわかりました!
つたない文面でどれだけ伝わったか恥ずかしいですがこれからも応援していますので人に感動指せてくれるようがんばってください。応援しています。それと同時に自分も成長していくようがんばります!!!
ではまたブログ上からコメントさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ひろろでした。
投稿: ひろろ | 2010年8月 3日 (火) 09時56分
先日襟裳岬でお会いした、4人家族の孫のサキ(白姫)です。私たちは貴方の笑顔、精神力根性に感心しました。何か教えられたような気がして、今後もがんばって、コブさんに負けないようにと思っています。これからもがんばってください。
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投稿: 國島 白姫 | 2010年8月 4日 (水) 19時25分
ひろろさん
こんばんは。
初めての一人旅を満喫されたようですね。
勇気を出してのお声かけありがとうございました。何もない草原の道の中で、とろとろと走っている私を待っていてくださり本当にありがとうございました。
しかも、三脚付きのカメラまでしっかりと準備していただいて!!
とても嬉しかったです。
旅のスタイルは人それぞれ…色々な手段やアイテムを使って自分が一番楽しめるスタイルが一番だと思います。そこが旅の良いところですよね。
また、北海道と言う旅人が集う特別な地ならではの出会いがたくさんあると思います。
これからも、お互い北海道の旅を楽しみましょうね。
どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
投稿: こぶたろう | 2010年8月 4日 (水) 23時01分
國島白姫さん
こんばんは。
襟裳岬では、たいへんお世話になりました。
素敵な笑顔と、おっとっとありがとうございました。美味しくいただきました。(*^_^*)
そして、たくさんの元気もいただきました。
ありがとうございました。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
投稿: こぶたろう | 2010年8月 4日 (水) 23時07分