第25弾2日目『感動のエサヌカ線』
今日も1日晴天に恵まれました。今日一番のおすすめ感動スポットはツーリングマップルにも紹介されているエサヌカ原生花園を延々と真っ直ぐに貫くエサヌカ線。宗谷岬からは浜猿払から海側の道に入る道なのですが超感動!!約15kmくらいあるのかな。朝の早い時間だったことも感動につながったのかもしれないけどものすごく神聖な気持ちになれて…というかものすごく神秘的な感じかして進めば進むほどその感じが増して、例えるならお母さんのお腹の中にいるようなとっても暖かい優しさを感じる場所で、本当に優しく包まれてる感が伝わってきて、なぜかわからず涙が止まらなくなったのでした。本当に嬉しくて、ありがたくて。守られている感じが暖かくて…。こんなに優しい道があるんだと本当に感動しました。そう…走っている間に疲れがとれて、それこそ北海道という大地からエネルギーを供給していただいているような。大きな樹が大地から栄養を吸い上げてすくすくと育っていく感じ。そんな優しい道がこのエサヌカ線でした。また運良く私が満喫している時間はほとんど車もバイクもなく思う存分大地の恵みに感謝と感動とお礼をすることができたのでした。
そしてエサヌカ線のほぼ中央にさしかかったとき急に大地を全身で感じたくなってVento号を道路のど真ん中に停めて四方八方からVento号を讃えて写真を撮りその周りで膝をついて座り込んでしまったのでした。その間約5分〜10分の間は本当に車、バイクは通らず、私は全身を大地に委ねて、改めて感謝の気持ちを込めて『今こうしてここに居られることに感謝します。ありがとうございました。』と伝えることができました。自分でも不思議な時間でした。青く晴れ渡った空…オホーツクブルーに輝く海…辺りは綺麗に刈り取られた緑。そしてそのど真ん中を延々と地平線の彼方まで貫く道路…それはまさに宇宙に飛び立つ銀河鉄道を思わせます。当たりは静寂に包まれ、その空間だけ時間が止まっているかのような不思議な世界がそこにはありました。たまたまツーリングマップルで見つけた道。たくさんの旅人がおすすめするというスポットだけにその道を通ったたくさんの旅人の思いがいっぱいこもった道。だからこんなに優しく暖かい心地よさがあったのかもしれない。本当に優しい道でした。これまで走った道の中でダントツで超おすすめの道です。ぜひゆったり
とした気持ちで通ってみてくださいね。元気になれるかもしれませんよ(#^-^#)本当に嬉しい出会いでした!!
それでは今日を振り返りますね!!
今朝は5:00起床。前日バスであまり眠れなかったので今日は超爆睡で爽快な目覚めでした。HBCのお二人も朝から早い早い。5:00には準備万端で車でスタンバイOKの状態でした。私は起きたばかりだったのに何時起きだったのかなぁ。さすがです!ありがとうございます。私は5:30チェックアウト。準備をして5:55出発。昨日あまり進めなかったので今日はその分も含めて音標を目指します。早朝の海は誘惑いっぱいで日の出の写真を撮り出すとキリがないくらい。7:00頃浜猿払からエサヌカ線に入り感動!!その間もHBCのお二人も撮影。さすがに恥ずかしいなぁと思いながらも、感動を抑えることができず、涙を抑えることができず、行動を抑えることができず。それだけ雄大だったのです!!凄すぎ!!ありがとう!!
あまりの感動でクッチャロ湖を通り過ぎてしまい…。ははは(笑)
さらに南下日本海側にもあった神威岬を見るためにトンネル脇の道を入る。こちらはこじんまりと灯台があるのみでした。更に南下。これまた日本海側にもあった北緯45°の地点。これまたあっさりと道の上に北緯45°の表示があるだけ。近くに北緯45°記念公園なるものがあるみたいと行ってみるとただの広場でした。残念。
しかも、12:00ころに、道の駅マリーンアイランド岡島で1時間をかけて宿を探すも、今日、目標地点にしている音標の辺りには宿が見つからず。諦めてテントを覚悟して道の駅おうむか、おこっぺに向かうことに。途中のコンビニで会った旅人にキャンプ場の情報をもらいおうむとおこっぺの間にある日の出岬のキャンプ場を目指すことに。16:00に幌内を通りかかった時に交番を発見。やはりお風呂で汗を流したいのと、疲れを取るためには、宿ということでその交番に入り一緒に探してもらうことに…。インターネットではあがってこない宿情報がやはり地元にはあり片っ端から電話。それでも満室ばかり。さすがはシルバーウィーク…今年初めてと言うことで有効利用されている方が多いらしい。警察の方もこの時期どこも満室なんて有り得ないと言っておられました。そして最後の一軒だけようやく空室が…。交番の方と二人で大喜びで今日の宿がゲットできたのでした。なので今日は雄武町まで来ました。HBCのお二人も今日も1日お疲れ様でした。そしてありがとうございました。m(_ _)m(^O^)/
本日の走行距離 112.73km
累計総走行距離 9072.7km
本日の実走行時間 8:05′32
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コメント
こぶたろうさん★走りましたね、112.73キロですか。まあ、ここなら走りやすいので、100キロを超えても楽々というか、あまり気にならない距離でしょうね★目に飛び込んでくる景色のすべてがが内地とまったく違いますから、走りながら涙が溢れ出てくるその気持ちはわかります。道東あたりもそうですが、このオホーツク沿岸もあまりにもスケールの大きな風景なのでしょうね★エサヌカ線のVento号のショット、すごくいいですねぇ。感動ものです。でも、こんなところを一人で走行なんて、私なら不安・不安します。(正直このたびはHさんに感謝です!!!)
★★★神戸須磨・須磨はじめ
投稿: 須磨はじめ | 2009年9月20日 (日) 22時46分
お疲れ様です(^o^)/
Vento号が、スー…スー… って気持ち良さそうに深呼吸している様に見えます!!
投稿: 一眼レフの妻 | 2009年9月20日 (日) 23時10分
須磨はじめさま
こんばんは。
今回はトンネルがないので北海道を満喫しています。オホーツク海はオホーツクブルーと言われるくらい本当に宝石のように美しいですよ!ここの景色は水平線が端から端まで見えるので地球が丸いのがわかりますよ。本当に直線ではなく直線に近い扇形に見えます。今日もしっかりと記事を書きますからね。
投稿: こぶたろう | 2009年9月21日 (月) 18時34分
一眼レフの妻さん
こんばんは。
エサヌカ線では本当に心地よい時間を過ごしました。Vento号も大満足です!
投稿: こぶたろう | 2009年9月21日 (月) 18時36分
遅くなりましたが日本最北端までの移動、お疲れ様でした。そして本日もちょっとした寄り道で楽しい出会いがあったようですね。本当にこういった思いがけない出会いはうれしいですね。
こちらの徒歩での北海道縦断の旅ですが、現在稚内の手前30数キロ地点の兜沼という所で停滞中です。この旅を完全終了する為には、来月の勤務表で連休をもらうという、ある意味旅行よりも困難な壁を越えなければなりません。全ては運と上司次第です。
前回のブログに出ていた凸凹ですが、冬場歩道と車道を分けるラインの代わりだと思います。無雪期は良いですが、冬に吹雪いて視界が悪くなった時に歩道を走らないように作ってあるのだと思います。どちらかというと(吹雪や強風によって路面に)雪が積もらない地域の工夫だとだと思いますよ。
投稿: 小川 | 2009年9月21日 (月) 21時09分
初めまして
北見枝幸の乙忠部のコンビニでお会いしました。
アイスを片手に話しかけたオッさんです。
自転車ツーリストとお話し中でしたので、
会話はほとんど交わすことは出来ませんでしたが・・・
この連休中にサイクルトレーラーを引いて小樽から初山別間で往復するか? と考えていましたが
結局、サケ釣りに走ってしまいました。
雄武から斜里まではオホーツクサイクリングの場所です。ご存じのことと思いますが、
常呂~網走間はサイクリングロードがありますので、ゆっくり堪能してください。
投稿: ピロシキ | 2009年9月22日 (火) 07時06分
小川さん
こんばんは。
小川さんも北海道北上中なのですね。お疲れさまです。あの路側帯のがたがたは居眠り防止でなく雪対策だったのですね!!北海道ですもんね。コメントには兜沼とありましたが今は稚内でしょうか?ハンドサイクルと違って徒歩ですもんね。しかもサラリーマンということで私より計画が大変だと思いますが連休が取れるといいですね。(^O^)/
投稿: こぶたろう | 2009年9月22日 (火) 19時22分
ピロシキさん
こんばんは。(^O^)/初めまして!
あの時は十分にお話ができず、申し訳ありませんでした。m(_ _)m
私のブログを探していただいたのですね。ありがとうございます!!
雄武からのサイクリングコースは地図に載っていたので知っていましたかが私のハンドサイクルの幅は微妙で、これまで当たりがなかったもので今回も国道を走ってきました。でも昔電車が走っていた所を自転車で楽しめるのは気持ちいいでしょうね。また、これからもよろしくお願いいたします。
投稿: こぶたろう | 2009年9月22日 (火) 21時25分
はじめまして!
こぶたろうさん持参のツーリングマップルは2009年版でしょうか?2009年版の表紙はまさにエサヌカ線での撮影です。
この表紙写真を撮影したカメラマンにこぶたろうさんのこのブログことを伝えましたところ、これからも仕事の励みになると大変喜んでおりました。
彼は現在、来年度のマップル情報の締め切りでテンバッテいる頃でして、コメントを残してはおりませんが、わたくしが代わってお伝えいたしました。
エサヌカ線では随分感動されたようですが、わたしは、こぶたろうさんの行動に感動していますよ!これからもくれぐれもお気をつけて旅を続けてください。
なお、帰り道に岩手県を通る予定がありましたら、ぜひ当方にお立ち寄りください。彼も必ずや駆けつけてくれるはずです!!
投稿: 花巻オヤジ | 2009年9月29日 (火) 23時23分
花巻オヤジさん
こんばんは。\(^o^)/
初めまして!!
とっても嬉しいコメントをありがとうございます。私が持っているのは、まさに2009年版です。教えていただいて改めてツーリングマップルの表紙を見て、あの時の感動が蘇ってきました。
更に、私が撮った写真を見直してみると、まったく同じ場所で撮ったかのように思えて、鳥肌が立ちました!!でもよくよく考えると、エサヌカ線では、どこで撮っても同じように撮れるかもしれませんね。(^^ゞ
同じ場所だと思いたい気持ちが、勝っちゃったみたいですね。お恥ずかしい…。
そして、あのツーリングマップルの表紙を撮ったカメラマンさんに、私のことを伝えていただけるなんて、私は、なんて幸せ者なのでしょう!!
花巻オヤジさん本当にありがとうございます。心より感謝いたします。
それから、今年の走行はまだまだ続きまして、次回は、この10月10日より、むつ市から太平洋側を南下して、仙台市まで走行する予定です。分割でですけど…。(^^)
ですので、岩手県の海沿いの国道を走るつもりですので、お会いできるととても嬉しいです。今から楽しみにしております!!
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。m(__)m
投稿: こぶたろう | 2009年10月 1日 (木) 01時04分