第18弾2日目
今朝は6:00に起床。6:30頃から、宿の食堂で準備をしていると、沖さんと長岡さんも7:00前に合流。今日はCCDカメラの取り付けをあらゆる角度から撮ってみたいということでまずは、私の右後ろからの映像を撮ることになりました。昨日もそうでしたが、カメラが付くとなんとなくウキウキしますよね。宿の方がご親切にコーヒーを入れてくださいまして、朝の活力をいただいたのでした。宿の方は、風景写真を撮っているらしく、食堂の中にもたくさんの写真が飾られていました。テレビの取材も多いそうです。有名なお店なのですね。ここに泊めていただいたのも何かの縁だと思います。どうもお世話になりました。ありがとうございました。ご自身のブログにも私のことを載せていただいております。本当にありがとうございます。
民宿曽々木荘→http://www.wajima.or.jp/sosogisou/
7:30宿を出発。マイクを装着して、本日のハイライトである、狼煙を目指します。朝から爽快な晴れ間ですが、すぐに通り雨が・・・。しかし、カッパに着替えているうちに雨はやみ、海の向こうではなんと虹が出ているではありませんか・・・。その綺麗なアーチに見とれてしまいました。しばらく行くと先に待ち構えている沖さんが、撮影後カメラの位置を今度は、下から私を見上げるように、撮るアングルに変更。下を見るとカメラがあるので少し恥ずかしい。(^^ゞ
そしてメインの峠にかかる前にもう一度、カメラアングルを変更、今度は、左前方から私と風景を撮る角度です。カメラ撮りは、これが最後と言うことで、峠に差し掛かると、ぱっと視界に広がる久々の本格的な峠越えに、にやけてしまいました。登れるのかと言うことと、絶対登ってやるという二つの思いからくるワクワク感でした。はじめのうちは、上着を着ていたのですが、暑くてたまらなくなり、脱ぐと同時に峠越えスイッチが入りました。最期の数百メートルの登りのきつさは、半端ではなく、ここでも叫びながらの登りとなったのですが、そのとき沖さんが、峠の頂上から車で降りてくるなり、カメラを廻し始めたのでした。私的にも是非撮って欲しかったシチュエーションだっただけに、さすがは、カメラマンさんだと思いました。自分が叫んでいる姿ってどんなんだろう?恥ずかしいだろうな、などと思っていたので自分でも見てみたかったのでした。そのきつい登りの中での沖さんからの質問に答えを考えるほど余裕がなく、たぶんこの一年間で培ってきた体験を通しての本音が、本能的に出たのだと思っています。内容はあまり覚えていませんが、ここでも感極まって泣きながらの登りとなったのでした。極限状態でしゃべり続ける私に、頂上です。お疲れ様でした。休憩しましょうという沖さんの言葉にハッと我に返ったのでした。極限状態を最後まで諦めず手を止めなかったからこそ、頂上に到達し、また一つの限界を超えたのでした。その後、景色の良いところで最後のインタビューを受けて無事に撮影が終了したのでした。
この撮影終了後、最後の峠を越したあたりから、雨が・・・。
さすがに2日間気温7℃の氷雨を長時間浴びると1日目はカッパもなんとか保ちましたが2日目はカッパも防水効果がなく今日の後半5時間は服までびしょびしょ。体力の消耗が激しく宿に入るなりばたんきゅうです。でも今日は寒いはずなのになぜか嬉しくて晴れているときと同じ位の感覚でゆっくりと自然を堪能してしまったのでした。不思議だね。開き直ると心に余裕ができるのか寒いと感じるスイッチを切ってしまえるのか。顔は雪焼けならぬ氷雨焼けでヒリヒリ痛い。でも最後に夕焼けを拝むことができたのはご褒美かな。自分の所は雨が降っているのに海の向こうは晴れて太陽がでているという不思議な感じに見とれてしまいました。
それから昨日今日の2日間取材同行していただいた北陸放送の沖さん、長岡さんありがとうございました。昨日は朝の7時から夜の18時まで。今日は朝7時から11時ころまで、雨の中、私のハンドサイクルでの分割日本一周を多くの方に伝えていただくために限りないアイデアと熱い思いを費やしていただきましてありがとうございました。私的には皆さんにお伝えしたかったすべてを出し切ることができたのではないかと思っております。とても充実した2日間でした。何より撮影中は晴れに曇りにと雨が降らなかったのです。不思議です。みんなの伝えたい思いが雨を降らせなかったのだと思います。また晴れて欲しいと思えば晴れまが、今日もきつい峠を越えるまでは保ってくださいとお願いしたら峠が終わった瞬間から待ってましたと言わんばかりに雨が…。さすがに晴れ続けてとは図々しくて願えませんでした。(笑)
今回の能登半島一周は本当に思い出深いものになりました。沖さん、長岡さんに感謝いたします。本当にありがとうございました。
あの映像がどのように編集されるのかとても楽しみです!!それから本日もう一つサプライズがありました。それは小木の辺りでたまたま通りかかった駐在所の方に会釈だけして通り過ぎたのですがそのすぐ後にパトカーが来て前に止まったのです。え〜!!なぜ?と思い当たる節はなし。すると警察の方がパトカーから降りて近寄ってくると反射材でできたステッカーをわざわざ持って来てくださったのでした。こういうこともあるんだと嬉しくなりました。さらに雨の降るなかタオルを取り出して早速ステッカーを貼ってくださったのでした。携帯でVento号に貼られたステッカーを撮るのを忘れてしまったので残念ですが、ハンドルに貼られたステッカーは赤色。パトカーといえば白と黒のツートンに赤色灯がトレードマーク。Vento号は青と黒のツートンで貼られたステッカーは赤色ということでなんかVento号に赤色灯がついたパトカー仕様となったみたいでとても心強く感じるのでした。そのほかにも服にも貼れるタイプもいただきました。どうもありがとうございました。と言うわけで17:00に宇出津に到着。明日も雨の様ですが頑張りますね!!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おつかれさまです。
穏やかな海と夕日の写真を見ると、風はあまり無かったんでしょうね。
冬の日本海側でもこんな凪の海があるんですね。
気温7度の雨の日に一日中外にいた経験がないので、ただ、ものすごく冷たいんやろうなぁーとしか想像できませんが、能登の方々の暖かい応援がこぶたろうさんを温めてくれているように感じられます。
18弾も、あと一日、素晴らしい出会いがきっとありますように。
投稿: 一眼レフ | 2008年11月24日 (月) 01時11分
こんばんは。
TV取材が入ったようで・・・。
こちらではワッチができませんが、能登では話題になりそうですね。
天候がよくありませんが、くれぐれも気をつけて頑張ってください。
投稿: 須磨はじめ | 2008年11月24日 (月) 01時37分
一眼レフさん
こんばんは。
能登半島の上側(外浦)は波が荒く、下側(内浦)は凪なのです。私が走っているところは、雨と風が強かったのですが、海の向こうは穏やかでしたね。能登半島での感動も忘れられないでしょうね。
投稿: こぶたろう | 2008年11月24日 (月) 21時22分
須磨はじめ様
こんばんは。
TV取材も無事に終わり、今日の放送では、大反響だったというメールをいただいたのでした。今度は、関西ラジオでこの感動を伝えることができればと思っております。須磨さんのブログを拝見させていただきました。
この前の取材の模様を絵に描いていただいたのですね。ありがとうございます。とても感動しました。本当に素晴らしい出会いに感謝ばかりです。ありがとうございました。
投稿: こぶたろう | 2008年11月24日 (月) 21時27分